私のアシスタント

20050801_aew-thumb.JPG今日はいつも一緒にハードワークしてくれる、私のリサーチアシスタントのAew(イゥ)を紹介します。クリックすると大きくなりますが、恥ずかしがりやさんなので、世界中に広めるといけないとおもっていつものパスワードかけています。パスワード知っている人は見てみてね。ここはTOPSというタイでも大きめのスーパーマーケットの支店。カセサート大学の目の前にあります。この看板は、その食料品売り場の前にある”Food Safety”(食品安全)の看板なのです。つまり、このスーパーはタイのPublic Health省の承認を受けた、衛生的で安全な食料品が置いてあるスーパーですよ、というプロモーションなわけです。私がタイで研究をしている大きな理由のひとつに、タクシン政権が大々的に2004年を「食品安全年」としてさまざまな政策をたてた、というものがあるんですけれど、150億円くらい予算を組んでやったそのキャンペーン、果たして成功なのかどうなのか。これまで1週間ほど見て来た限りかなり効果を上げている感はありますが、それが実際どのくらいのレベルのものなのか、現実的にどのくらい消費者に影響を与えているのか、などなど調べていきたいと思っています。


そしてこちらがこのカセサート大学で私が使って良いよ、と与えられたラボ。私はあまりラボを使った実験などはしないのでそんなに使いませんが、ちょっとした図書館(英文図書)のようになっているので便利ではあります。もともとはAewが使っている部屋で、彼女のものがたくさんあって便利。たとえば湯沸かし器とかね。タイで「コーヒーを飲もう」ということになると必ずといっていいほど「インスタントコーヒー+これでもかというほどの量の砂糖+これでもかというほどの量のコンデンスミルク」だったりして、コーヒー一杯にいったいどれだけのカロリーが含まれているのか、たまに恐ろしくなりますが、カフェイン中毒者としては、ないよりましなので1日一杯、と思いながらいただくことにしています。「コンデンスミルクはいれないで〜」と叫びながら。
そしてこちらが「使っていいよ」といただいたデスク。でもはっきりいって使ってません。というのも、私は今は文献検索や実際に町に出て市場(「タラーッ」といいます)やスーパーマーケットなどの実態調査をするのがメインだからです。しかもこの大学にいるのは2ヶ月きりなので、きっとデスクが必要な頃はもうすでに引っ越しをしているんじゃないかなと思います。どちらにせよ本来はデスクやオフィス、ラボなどは期待してなかったんですけれど、Aewがいろいろと良くしてくれるので、こうしてやたらに歓迎されているっぽい待遇を受ける訳です。タイの人々の基本は「親切」と聞いたことがありますが、本当だなーといつも思います。いつも、親切。なんとか私の望みを分かろうとして、なんとかそれをかなえようとしてくれるのです。とても感動します。

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