飲み物の中の氷

ふと思ったんですが、ちょっとした「タイ通」風の人や簡単な旅行ガイドブックなんかが、「飲み物の中に入ってる氷がアブナイんだよねー」というような事を言いますが、あれってどうなんでしょうね。まあ、考えたら確かにタイの人は水道水を飲んだりしないし、今までのところ毎日のように会ってるタイ人の女の子達も、水は必ずボトルで買っています。だから当然水道水は「アブナイ」という認識なのでしょう。お店でも水は「自動的」には出てこないので必然的にボトルをオーダーすることになるんですね。そうすると、ボトル入りの水と同時にグラスと氷が出てきます。そして誰もが何の疑問もなくガンガン氷をグラスに入れて、水はボトルから注いでストローできゅーっと飲んでいるんです。私が思わず、「私、いろんな人に『氷が危ない』って注意されてやって来たんだけど、それってホント?」と聞いてみたらアハハと笑われて、「氷も処理して作り売りしてあるやつか、ボトルの水から作られてるよー」と言われました。なーんだ。


もちろん、農村部や超田舎に行けば普通に井戸水を飲んでいる地域もあるので、そういうところではぬるくてもなんでもボトル入りの水を飲むしかないらしいんですが、バンコクではだいたいどこでも大丈夫だそうです。まあ、見た目は「ここはどうなんだろう…?」と心配になるような屋台もありますけどね。まあ、店によって、場所によっていろいろなのかもしれません。
でも、私は食品安全の専門家としての立場では、水質検査をしたわけでもなんでもないので、「大丈夫」と言い切ることはまだできませんが、見た感じ大丈夫ですよ。というのも、私今日、ついに屋台デビューしてきたんです。そして氷たっぷりのお水(ボトルでオーダー)もごくごく飲みました。だって、もはや屋台しかないところに行って食事をすることになったんだもん…。他に何を食べて何を飲めと言うんですか。それで一緒に行ったTae(「ターィ」と発音します)が注文していたものと同じもの!とお願いして、タイヌードルの極細めんを牛肉と一緒に食べました。それで、なんと言いますか、あのねぇ…、本当に美味しすぎです。味付けはTaeとAew(こちらは「ィウー」です)のオススメに沿って、お砂糖ちょっと、チリが漬かっているお酢を小さじ1くらい、そしてチリパウダーをその半分くらい入れてかき混ぜて食べました。あーーー、美味しかったーーー。今思い出してもお腹がグゥとなります。それでお値段、お水の代金も入れて35バーツ。94円ですか。私毎日アレでもいいです。本気で。
ところでこの屋台に行く前には、あのバンコク名物、チャトゥチャック公園のウィークエンドマーケットに連れて行ってもらったんですけど、とにかくスゴかった。西洋からも東洋からも旅行者がたくさん来ているし、地元の人ももちろんたっっくさんいるし、ポータブルカラオケを担いで歌いまくっているおじさんやおばさんはいるし(なんなの?)、古着でなくて古バッグとでもいいましょうか、中古のブランドのバッグは売ってあるし(フェイクじゃなさそうだし、これ盗品じゃないの?と思わず疑いました。一緒にいったBoonが買っていたのは、レスポの大きめのショルダーバッグで200バーツ、535円でしたよ。なかなか良かった)、日本では超高級な蘭(植物の、です。胡蝶蘭とかいろいろ)がものすごくお手頃な価格(50バーツ、134円とかね)で売ってあるし、おしゃれなワッフルをどんどん焼いている屋台もあれば、「これはいったいなんだろう?」と思わされるちょっと不気味な黒光りした串刺しがいい匂いで焼かれている屋台もあるし。その大きなマーケットの10分の1くらいしか見て回ってないけれど、とにかく見るだけで楽しかった。すごいなぁ、バンコク。
さて、私の長い遊んでばっかりの週末も今日でおしまいです。明日から仕事。あー、このバンコクの魅力に負けずに仕事ができるかなー。

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