eゼミ:ウズベキスタン東部での暴動(PTW第25回)

このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
Many people, possibly hundreds, were killed when government troops opened fire on unarmed demonstrators in Andijan, a city in Uzbekistan. The United States said it was “deeply disturbed” by the actions of Islam Karimov’s government. The unrest spread to a second town, Korasuv, also in the Ferghana valley, in the east of the country.


A子さんからのメール。

PTW
おそらく数千人の多くの人々は、ウズベキスタンの都市であるアンディ ジャンで政府の軍隊が無装備のデモ参加者たちに射撃を開始したことにより殺害され た。アメリカ側はイスラのカリモフ政権に対する深刻な反乱だと言った。その反乱は ウズベキスタンの東部にある第二の町でありフェルガナ盆地にあるカラスにまで広 がった。
【背景】ウズベキスタンのカリモフ大統領は大規模な反政府運動に直面し、武力弾圧を強 化する姿勢を示している。91年末のソ連崩壊後、元共産党幹部のカリモフ大統領は 強権体制を整える過程で、イスラム教勢力の伸長を抑えることを最優先課題にした。 同時にイスラム復興運動は急進化した。反体制派ウズベキスタン・イスラム運動 (IMU)のようにアフガニスタンの旧タリバン政権と関係強化するなど、過激化を たどった。カリモフ政権は01年の米同時多発テロ以後、米軍への基地提供に応じ、 米国との関係を緊密化した。ウズベク国内では不当逮捕や拷問が日常化していると国 際人権団体は指摘するが、ブッシュ米大統領は公式にウズベクの人権侵害を批判した ことがない。これは中央アジアの要衝でイスラム過激派を封じていることへの見返り とも言える。カリモフ大統領は米露の後ろ盾を確認しつつ、「イスラム過激派掃討」 を名目に現地住民を弾圧してきた経緯があり、野党勢力のサリモフ民主党党首は「今 回のアンディジャンの抗議はイスラム過激派でなく、反大統領派国民の蜂起だ」と反 論している。
反政府暴動で避難民が殺到したウズベキスタン東部国境のカラスで20日、約 2000人の住民が地元指導者らの拘束に抗議して、カリモフ政権側が掌握している 行政庁舎を取り囲んだ。治安部隊との衝突は伝えられていないが、国境地帯が依然、 不穏な状況下にあることを示した。地元通信社フェルガナ・ルなどによると、カリモ フ政権の治安部隊がイスラム勢力から町の中心部を奪回した19日、指導者らも拘束 された。20日になって指導者らが殺されたとのうわさが広がり住民が集まった。

私のメール。

「大多数、数百人にものぼる人々が」ではじめましょう。2文目がややちがいます。The United States said it…の”it”はThe USです。ですから、「アメリカ合衆国はカリモフ・イスラム政権のこの行動について「非常に遺憾である」とのコメントを発表した。」といったところでしょうか。あとは良いです。

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