eゼミ:ブッシュ大統領訪欧(PTW第23回)

このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
George Bush’s whirlwind tour of eastern Europe took him from Riga, Latvia’s capital, to Moscow, where he attended President Vladimir Putin’s parade to celebrate the 60th anniversary of Victory Day in 1945. The American president then flew on to a rapturous welcome in Georgia, where he praised the people’s battle for democracy and for freedom from outside (ie, Russian) interference.


A子さんからのメール。

PTW
George Bush氏の訪欧はVladimir Putin大統領の1945年の勝戦の60周年記念式典に参加したモスクワからラトヴィアの首都であるリガまでであった。その時Bush大統領は、グルジアで熱烈な歓迎を受けた。Bush大統領はグルジアで行われた外部(ロシア)の介入から民主主義と自由を求める闘争を称えている。
【背景】今月9日に行われたロシアの対独戦勝60周年記念式典は、第二次大戦の戦勝国と敗戦国の「和解」を演出する目的を持っていたにもかかわらず、逆に歴史認識をめぐるロシアと周辺国との相克をあぶり出した。ソ連軍の勝利を「解放」と自賛するロシアに、旧ソ連圏のバルト3国や 東欧諸国は強く反発。ブッシュ米大統領は東欧諸国の肩を持った。「自由の拡大」を旗印にするブッシュ政権と、強権的性質を強めるプーチン政権との潜在的な 「きしみ」が、歴史認識の差となって表れたようだ。10日、ブッシュ米大統領は訪問先のグルジアで、自由の広場(旧レーニン広場)に集まった数万人の人々の歓迎に応え、グルジアは「自由の道標」と称賛した。一方、ロシアに対しては、グルジアの主権は尊重されるべきと釘を挿した。2003年に就任した西側寄りのサアカシビリ大統領は、長期にわたる景気低迷を打破するには親ロシア派の南オセチアとアブハジアのグルジア復帰が不可欠としており、ブッシュ大統領は復帰努力を支援している。

私のメール。

良いと思います。細かく言えば、”ie,”の部分を訳して(ロシアなど)とするとロシアだけを意味したわけじゃないという大統領の言い訳がましい感じが伝わるんじゃないでしょうか。それにしても「グルジア」!そうか、日本ではグルジアだったか!とウンウン唸りました。勉強になりました。

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