eゼミ:Pfizer社売り上げ減(BTW第16回)

このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
Pfizer, the world’s largest drug maker, said quarterly earnings dropped by 87% to $301m, due to a tax charge and costs to suspend sales of a drug. Meanwhile, Eli Lilly reported an 84% increase, earning $737m. Johnson & Johnson announced record profits and sales, and Roche Holding posted a 14% jump in quarterly revenue.


B子さんからのメール。

武内さん、こんにちは。B子です。昨日はH先生の自宅にお邪魔しました。先生のおいしい料理(奥様の料理も!)とワインをたくさん堪能した一日でした。リプトン紅茶、飲みました。オーストラリアのお土産はA子さんからもらったのですが、なんとも珍しい味でした。チョコレートとは合いませんね。ヘーゼルナッツフレーバーの紅茶って何と合うんでしょう?サブレかな。今週も添削よろしくお願いします。
BTW
世界最大の医薬品会社Pfizer社は税改正と薬剤の売り上げの一時停止の影響で四半期の売り上げが87%、3億100万ドル下落したと伝えた。一方でLilly社は84%増、7億3700万ドルの売り上げだと発表した。また、Johnson & Joshnson社は過去最大の収益と売り上げを記録し、Roche Holding社は四半期の収益は14%増と伝えた。
【背景】アメリカ医薬最大手ファイザーは主力の消炎鎮痛剤「ベクストラ」の販売をアメリカ、ヨーロッパで中止すると発表した。心臓病や皮膚の異常の発生リスクが高まるなどの副作用を理由に、米食品医薬品局(FDA)と欧州連合(EU)の規制当局が販売中止を要請した。「ベクストラ」は昨年に13億ドル弱を売り上げており、同社の業績に大きな打撃となりそうだ。「ベクストラ」はCOX—2阻害剤と総称される新タイプの鎮痛剤。米メルクが製造販売していた同タイプの「バイオックス」にも副作用問題が発生、昨年9月に販売中止になった。FDAはファイザーの別のCOX—2阻害剤「セレブレックス」(昨年の販売額は33億ドル)についても、副作用への注意を強く喚起するラベルを付けるよう指示した。
社名に対し、「社」をつけた方がわかりやすいとおっしゃられていた通り、今週の訳にはつけてみました。確かに視覚としてもわかりやすくなりますね。

私のメール。

武内です。先生のお料理とワインだなんてうらやましいですねー。東京もすっかり暖かいのでしょうか。
和訳は第一文は「87%減少、3億100万ドルにまで下落した」ですね。3億百万ドル減ったらひどいことになります。あとの和訳はとても良いです!
そして社名についてですが、そうですね、少なくとも私はそう感じます。人名が会社名になっているところは多いので、余計そう思います。

B子さんの和訳訂正(私のコメント含む)。

世界最大の医薬品会社Pfizer社は税改正と薬剤の売り上げの一時停止の影響で四半期の売り上げが87%減、3億100万ドルにまで下落したと伝えた。一方でLilly社は84%増、7億3700万ドルの売り上げだと発表した。また、Johnson & Joshnson社は過去最大の収益と売り上げを記録し、Roche Holding社は四半期の収益は14%増と伝えた。

良い訳になりましたね。とても読みやすいです。

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