The Motorcycle Diaries

20050426_themotorcyclediaries.jpgThe Motorcycle Diaries (2004), (A)
DVDで見たんですが、ガツンと来ました。若者が二人(といっても結構年の離れたふたりですけど)陽気にボロいバイクでロードトリップ、楽しそうだ、と思って見始めて、予備知識も全くなかったので、バイクでコケたり、食中毒になったり、一文無しになったり、雪が降ったり、川に落ちたり、そんな楽しげな様子を、アハハハと笑いながら、ひそかに心の中で何故かあせりながら(私って実はまだ「何にも」見ていない、と思わせられた)、楽しく見ていたんですが、途中から顔付きも変わってきたErnestoにちょっぴり驚き始め、最後の説明でガツン、とやられた感じです。名前が違うので、全く予想もしなかったけれど、そうだったのかーと真面目にココロをぐらぐら動かされました。映画の作りとしては単調だし、スパニッシュで英語字幕だし、好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、私は、この何とも言えない、すぐに行動しなきゃいけないような、不思議な気持ちにさせられる、この映画の作りは好きです。”The mighty one”がmightyじゃなくなってきたところは笑えたし、ところどころの哲学的なセリフ、たとえば”What do we leave behind when we cross each frontier? Each moment seems split in two; melancholy for what was left behind and the excitement of entering a new land.”なんてところは、今の私のココロにぐぐぐっと来て良かった。またゆっくりチリやペルーの景色を見ながら、この映画見たいです。インカ遺跡なんて、真面目に画面の前で「ハッ」と言ってしまったくらい迫力ありました。邦題も「モーターサイクル・ダイアリーズ」。そして今気付いたんですが、Executive Producerが私の愛するロバートレッドフォードでした。道理でシーナリーが良いはず。
[ DVD | 日本語DVD ]

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