髪を切ったフェデラー

15日からヒューストンで始まった今年のATPツアーの最後のMasters Cupですが、一番の驚きは、ロジャー(写真)が髪を切っていた!ということ。見た目は良くなったと思いはするんですが、テニスしてるとこれくらいの前髪って結構ジャマなんですよねぇ。私の場合。どうなんでしょうか。でも夜に放送していた、ガウディオとの試合を見たんですけど、私の反応としては、「うわーすごいバックハンド!」「すごいバックハンド!」とさけんだあげく、「うわーすごいフォアハンド!」「すごいパッシング!」「ボレーすごい!」とやっていたので横でAさんが「全部じゃん…」とあきれていました。でもそれくらい、何もかもがスゴいです。ところで写真はこの大会に勝ったわけではなく、この2004年のATPツアーの勝者として表彰されたところ。この大会は始まったばかりです。


昨日の夜は、見所のひとつだった、アンディロディックとティムヘンマンの試合を放映してましたが、アンディくんはやっぱりサーブはスゴいんですけど、ストローク、特にバックハンドのストロークは甘めですねぇ。ガンっとサーブを決めて、その速さのせいでヘンマンのボールもその勢いで返ってくるんですが、それを返すのがちょっとポヨン、となる感じ。ヘンマンはボレーがうまいので、その甘さに結構つけ込まれていました。でも最終的にはアンディロディックの勝ち。あ、彼も髪型変えてました。かなりボウズに近い感じ。こうして見ると、アンディくんも、アンドレのように、ちょっと髪の毛なくなっちゃうタイプみたいですねぇ。かなりおでこが後退してました。やっぱり帽子をずっとかぶるのがいけないのでしょうか。
ロジャーの試合のときに、解説の人も、”Some hair changes are going on.”とかいってましたね。私いつも思うんですが、日本のスポーツ解説に比べてアメリカのスポーツ解説ってわりに無駄話が多いんですよね。でも、まさに、私が「あーロジャー髪切ってる」と思って、Aさんに、「見て、髪の毛切ったみたいよ」と言った瞬間に、解説の人がそんなことを言うので、観てる側としては、「そうそうそうそう、まさに私もそう思ってたの!」と嬉しくなります。解説の人はタマに試合を無視して無駄話を続けることもあって、なんというか、文化の違いというか性格の違いというか、なんなんでしょうね。
US OPENなんかになると、ジョンマッケンロ−が解説したりするんですが、彼は意外にもわりと静かです。試合に見入ってしまっているのかもしれませんね。でも、そうかと思うと、途中で感情的になった選手をみながら含み笑いしながら”He can get emotional.”と静かに言うので観てる側は大笑いをするハメになります。「いや、アナタだからそれは」という感じ。
ところで WTPツアーのほうはマリアシャラポワが勝って終わりましたが、セリーナがちょっと可哀想でしたね。サーブが痛々しかった。でもミリオンダラー+ポルシェなんですねぇ。びっくり。でもみんなそう思ったとは思うんですが、マリアちゃんのスピーチあんまりよろしくなかったですね。ひとことひとことを照れ笑い声を入れながらスピーチしているのはちょっと鼻につく感じでした。でもカワイイからいいのか。来年は私はモレッシモを応援したいと思います。彼女のテニスは力強くてキレイだ。
マスターズカップはリーグ制なので、これからしばらく楽しめそうです。ライブ放映はなかなかないみたいですけど、夜にゆっくり観ることができるのはいいですね。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *