ニューヨークはベーグルが美味しくて有名ですが（少なくとも、うちの学部のニューヨーク出身のステファニーはそう言っていた）、どこのデリで買ってもおいしいよ！ということなので、ホテルの近くのデリでベーグルを買ってみました。選んだのはセサミベーグル。クリームチーズもたっぷり塗ってもらいました。ついでにこちらもやたらとおいしいとよく聞く、デリのスープ。サインフィールドのドラマの”No Soup for YOU!!!”を思い出してしまいますね。合計３ドル５０セントのわびしい夕食ですが、ホテルに持って帰っていただきました。
そのデリは、ホテルの人に聞いておしえてもらったところで、働いている人々がやたらめったらプロフェッショナルなので驚きます。セサミ、といいかけたときにはすでにセサミベーグルが半分に切られていて、クリーム…と言いかけたところでおおきな金属のスパチュラでこれでもか！とばかりにクリームチーズを塗りまくっているのです。そしてそれがおいしくてびっくり。プルマンで食べてたベーグルなんて、「ベーグル風むちむちパン」といったところ。あ、でもこの響きも結構おいしそうですが。
スープはそれはもう組み合わせ次第でさまざまな種類が選べるのですが、わたしはスープに入っている肉類やチキンなどがあまり好きではないので（ダシが出過ぎててそのものはそんなに美味しいと思えないんです）、ベジタブルスープを頼みました。ベジタブルスープってわたしもよく作りますが、大量につくるとおいしいですよね。だからこうして大きなお鍋でつくっているデリのベジタブルスープはおいしいにちがいない、とふんだのです。そしてそれは大正解。わたしの大好きな豆類がいっぱいはいったミネストローネスープ、本気でオススメです。
ひとりのニューヨークなのでレストランなどに入りづらいということでこうしてちょっとジャンクな感じの夕食を食べています。あしたは思い切ってどこかに入ってみようかなー。でもやっぱり女一人、レストランで食事ってちょっと心細いですね。