第一弾のクッキー、第2弾のコンテンポラリーサラダの次はレバノンで生まれたという一風変わったサラダです。本当は私が教えていたラボでは合計50種類以上のおいしいレシピを使ったのですが、当時の私のエネルギーは3つでコト切れていたらしく、これが最終回です。また、何か思い出したら新たに書きますね。(1999年10月:Masami’s Home: Recipes「第2回」より)
TABOULI
これはラボ第3週のサラダ特集の時に作るものです。もともとはドレッシングを作ってもらって、油、酢、そしてエマルジョン(乳化させるもの)の働きを見る、というのが目的なのですが、ドレッシングだけ作ってもつまらない、ということでサラダも作るのです。
このタブーリというサラダはレバノンのお料理らしいです。みじん切りにしたパセリや小ねぎが入っているのですが、面白いことに、火曜日のクラスではパセリくさすぎてあまり好きじゃないかな、と思ったのに、木曜日のクラスでは感動するほど美味しくできていました。生徒に徐々にパセリを加えてもらったのが良かったみたいです。ポイントはオリーブとチーズです。いれ過ぎてもダメだし、少なすぎてもだめみたいです。全ての材料はゆっくりゆっくり、味を見ながら入れてみてください。日本では手に入らない材料が多いかもしれません。でも製菓用品店などにいけば手に入るので頑張ってつくってみてください!
- 半カップの乾燥Bulgur Wheat(バーガ麦)
- 塩少々
- 4分の3カップの沸騰水
- 1/8カップのレモン汁(できればフレッシュのもの)
- 小さじ1くらいのにんにく(つぶしてください)
- 乾燥ミントの葉か、みじん切りにして洗ってタオルドライしたミント少々
- 1/8カップのオリーブオイル(できればバージンオイル)
- 半カップの小ねぎ
- トマト中1個(キューブ状に切ってください)
- 半カップのパセリ(もっと少なめでもいいかも)
- 半カップ弱のフェタチーズ(あるいはリコッタチーズ、カマンベールチーズなどの柔らかいチーズ)
- 大さじ2くらいのオリーブ(缶詰めでいいです。輪切り。)
- 塩、黒胡椒(胡椒ひきがあればそれがベスト!)を味付けの好みで。
- バーガ麦と沸騰水と塩をまぜてボウルに入れ、ラップをして20分ほどしみ込ませる。
- さらにレモン汁、にんにく、オリーブオイルとミントを混ぜる。それをしばらく冷蔵庫でねかせます(30分から3時間。できれば長い方がいいです。でもラボでは30分でした)。
- 食べる直前に、すべての野菜を混ぜ合わせ、味をみます。最後にフェタチーズなどのチーズとオリーブの輪切りなどを混ぜ合わせてできあがり!
補足(10/24/2004):このバーガ麦というのがものすごくおいしくてびっくりします。これは麦の味はあまりせず、どちらかというとやわらかいお米のような感じ。写真のようにトーティアチップスのディップにしたり、ピタの具にしたりすると美味しいと思います。私はAさんがいないので昨日からかなり手抜き気味ですが、今日はこれをクーガースのゲームを見ながら食べてお腹いっぱいになったので食事代わりだったことにしてしまいました(クーガースまた負けました)。
チーズは私はリコッタチーズを使いました。リコッタチーズは全くクセがなく、香りもほとんどないのに、テクスチャはソフトチーズなので大好きなのです。今回も、前回と同じように、当時使った写真がラボで撮ったものだったので、写真がかなり美味しそうではなく(本当はすっっごく美味しいのに!)、今回また作ってから写真を撮ったのでした。バーガ麦が手に入りそうだったら(どこかで見かけたら)、ぜひぜひぜひぜひ、だまされたと思って作ってみてください。そのへんのサルサディップやチーズディップなんかよりずっと美味しいです。プルマンモスコウにお住まいの方は、WinCoだと各自スクープできるエリアがありますよね?そこでウィートの所をまわっているとパウンドたったの65セントくらいで売ってます。オススメ。
こんにちはー。
トラックバックしようかと思ったんですが見当たらなかったのでコメントを。
私はチーズ入りのは食べたことないんですが、近所にレバノン料理のレストランがあって、パセリをハーブというより野菜としてどっさり入れてあるタブーリをよく食べます。
Masamiさんのラボ、一度体験してみたい~
Naoさん:そうそう、そうなんですよねー。レバノンあたりだと、パセリを普通の野菜感覚で使うみたいですね。私がこれを書いたあとに、ベジタリアンのデリで「タブーリ」とかいてあるサラダをみて、真緑色だったのに驚いたことがあります。パセリってメインとして食べると、最初はキツい気がするんですが、だんだんハマる味でもありますね。リコッタチーズ入りおいしいですよ。是非一度お試しくださいね!
そして私のラボですが、当時の私は「マサミのラボはAが簡単にとれるよ」とイヤな噂がたつほど甘いTAでした。一生懸命頑張ってるの見ると、まあいいか、とつい思っちゃうんですよね。もちろん、クイズやイグザムの点数が悪いのはいくら甘いTAでもどうしようもないんですけどね。そういうところってアメリカの大学はシビアだなーって思わせられますよね…。