クラスレシピ第2回:グリーン・コンテンポラリー・サラダ

昔の私のウェブコンテンツですが、レシピ第一弾のクッキーの次はおいしいサラダです。(1999年10月:Masami’s Home: Recipes「第3回」より)
GREEN CONTEMPORARY SALAD
世の中にはいろんな種類の「グリーン」があって、それぞれは本当に不思議な味や食感を持っているのです。このラボではそういう一風変わった感じのグリーンを味わってもらおうと、生徒ちゃんたちに、このユニークなサラダを作ってもらいました。
どんなドレッシングでも合うと思いますが、オススメはマンダリンオレンジビネグレッテです。南国風の香りがするのに、ちょっと高級感もあるドレッシング。素敵な器に入れて可愛いスプーンを添えてどうぞ。

Ingredients (材料)

  • Arugula(アルギュラというグリーン)をひと束。
  • Escarole(エスカロールというグリーン)を半玉ほど。
  • Belgian Endive(ベルギーエンダイブというグリーン)を2株程度。
  • Radicchio(ラディッチオというグリーン)を半玉。
  • オリーブオイル(できればバージンオイル)
  • マンダリンオレンジの缶詰めを2缶。
  • レモンの皮(小さく削ってください)を大さじ1。
  • 白ワイン酢を1/4カップ。
  • 粒入りマスタードを大さじ2。
  • 塩少々。
  • 胡椒を少々。
  • オリーブオイル(できればバージンオイル)を半カップ。
Procedure (作り方)

  1. まずドレッシングからいきましょう。マンダリンオレンジの缶詰めに入っているシロップを1/4カップだけ計ってボウルに入れます。それにレモンの皮を刻んだもの、白ワイン酢、マスタード、塩、それと胡椒を入れてよく混ぜ、ゆっくりオリーブオイルを少しずつ混ぜていきます。ここはとても大事。ゆっくり、ゆっくり、ていねいにやるととっても香りのいい高級感のあるドレッシングができあがります。塩胡椒でさらに味を整えて下さい。
  2. では次にサラダ。すべてのこの不思議なグリーンたちをよく洗います。一番いいのは、大きめのボウルに水をたっぷり入れ、それにザルをいれ、そこにグリーンをどんどん入れてザブザブと水を何度も替えながら洗うこと。
    グリーンを食べやすいサイズにちぎり(包丁は絶対に使わないこと!必ず手で一枚一枚ちぎってください)、シロップを完全に水切りしたマンダリンオレンジと一緒に軽く混ぜます。考えただけでおいしそうでしょう?そしてキレイな器にいれて、ドレッシングと一緒に出して下さい。食べる直前までドレッシングはかけないこと。できあがりです!
note:

  • Arugula — とてもスパイシーでピリリとしたナッツのようなフレーバーを持つグリーン。ビタミンC、カルシウム、ベータカロチンに富んでいます。
  • Escarole — わずかに苦味のあるチコリ科のグリーン。ビタミンCが豊富。
  • Belgian Endive — 食感がクリスピーで、デリケイトな苦味を持っています。ヨーロッパでよく食べられているらしいです。
  • Radicchio — 柔らかな苦味のある(レタス程度)のグリーン。軽い食感が楽しいです。ビタミンCが豊富。

補足(10/14/2004):以上なんですが、なぜ第3回を先にもってきたかというと、当時使用していた写真が、ラボで撮影したものだったので味気ないボウルに入っていたんですね。ですから今夜、実際にこのサラダを作って新たに写真を撮ったからなんです。まぜるだけの簡単サラダですがそれぞれのグリーンがおいしくてホントにおいしいサラダを食べた!という気分になります。一番上の写真のように、どーんと結構大量に前菜で出したんですが、男のAさんも「これおいしいね!」と喜んで食べていました。写真に見える小さなツブツブはディジョンの粒と、レモンピールだと思いますが、それが何とも言えずおいしいんです。大学の調理実習で食べる味とは思えません。ぜひぜひおためしください。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *