棒棒鶏と焼きなすもどき、そしてサングリア

昨日は予告通り、あっさりした食事にしようということになり、きゅうりと蒸したささみでバンバンジー、そしてなすとピーマンをオリーブオイルで両面をキッチリと焼いて、大根おろしとポン酢でいただくことにしました。でもあまりにもローカロリーすぎるので、試してみたのが、この炊き込みご飯。コーンとツナはいつでも相性ぴったりですが、こうして炊き込みご飯にしてもピッタリでびっくりしました。シーチキンマヨネーズおにぎりとか好きな人は絶対好きな味です。コーン（私は冷凍コーンをつかいました）を好きなだけとツナ缶（アメリカにお住まいの方は、Vegetable OilとかいてあるやつですよーWaterのほうじゃなくて）をまるごと油も全部入れ、お米３合に対してお水を3カップ、そしておしょうゆを大さじ２くらい、お酒を大さじ１くらいいれてさらに塩こしょうなどして普通に炊きました。最後にパセリとかのせると色合いもいいのではないかしら。

バンバンジーのほうも結構手抜きで、ささみをお酒としょうがにつけて、電子レンジで裏表３分ずつくらいチンして、あとは適当にちぎって、千切りしたきゅうりのうえにのせてごまだれをかけただけ。なすもピーマンも適当なサイズに切ってあとは放っといたらAさんがていねいに焼いてくれました。ホントはオーブンにつっこんで焼いて、ちゃんと焼きなすにしたかったんだけど、それをやるとこっちのなすは小さいので実がほとんどなくなってしまいますよね。
で、私が大好きだったのは、飲み物。写真をよーく見ていただけるとよくわかるんですが、奥のワイングラスにはもうすでに中身が入ってますが、手前のほうは飲み物を入れる前の状態。シナモンスティックとオレンジが入っています。これは実はサングリアと呼ばれる暖かいアルコールドリンクで、ちょっと作り方書いてみます。

という感じでしょうか。火にかけるのでかなりノンアルコールに近い味になるし、でもほんのり酔えるかんじだし、というわけで冬にも夏にもいい飲み物ではないでしょうか。味的には秋から冬という感じがしないでもないのですが、これはおいしいですよ。実は、うちにはイタリアのタスカーナ地方の赤ワインがずっとまえからあって、辛口で飲みずらいねぇ、という話をしていたのですが、これに使ったらあっという間においしい飲み物になりました。赤ワインを開けてみて、失敗しちゃったな、と思うような味だった場合は、サングリアにするのすごくおすすめです。
さてこれはおまけですが、私の珍しい（？）ひとりのランチ。たまたま仕事がひとくぎりしたので家に帰って、何食べようかなーと考えていたら、数日前に朝食のために作ったワッフルを冷凍していたのと、前日食べたサラダが少し余っていたのでそれでひとりでテーブルセッティングしてうれしがってランチにしました。でもあんまりバランス良いランチとはいえませんけれどね。ホントはあっさりしたおそうめんでも食べたい気分だったんですが、つゆを作り置きしてなくて、この暑い中火を使うのもいやだし、と思ったのです。
でも、ランチを食べ終わったらなんだかやる気がわいてきたので、つゆを作ろう、と決心し、さっそくいわゆる「かえし」を作りました。おしょうゆ600ccくらい、お砂糖を120gくらいお鍋に入れて、80度くらいになるまで弱火で熱し、お砂糖がとけたらみりんを120cc入れてまた80度くらいまでにして、それから火からおろしてアクをとって、粗熱をとったあと密閉容器に入れたところ。これを２週間くらい冷蔵庫でねかせれば「かえし」のできあがりです。そういえば日本からおいしいおそばを持ってきたので（おかあさんありがとう！）２週間後にもりそばでもやろう！と思い始めたら嬉しくなりました。かえしはアクをていねいにとるのがものすごく大事です。こういうとき私が日本の大学でやった調理実習（いろいろやりましたよー和食のは、「和調」。「洋調」もあったなそういえば。パエリアとかつくりましたね）が役立つもんなんですねぇ。でも出しとの割合はポカ忘れしていたのでネットで調べて、こうしてフタの上に書いておくことにしました。そうすればAさんがひとりでなにか食べたくても作れるな、と思ったので。
そういえば、もうすぐ始まる新学期から教えるクラスの準備を始めました。もうシラバスとかは出来上がってます。あとはせっせとサーバーにフォルダを作って学生が使えるようにしたり、あとはISSのHollyと会って２０台のパワーブックG4が完全にワイヤレスで教室で使えるかどうかのチェックをしたりします。オフィスも引っ越しだし、来週は忙しくなりそうです。