筑波大学訪問

月曜日と火曜日は筑波大学に行ってきました。これで訪問は3回目。あ、4回目かな?今回は、まずはお世話になったT先生にお礼を言うのと、その先生がされている研究のとある事で相談。そして修士学生のTくんにほんのちょっとだけ指導(というほどのものでもありませんが)させていただき、そして私の来月から始まる研究で、まったく未踏のエリアがあるため(というよりそういうエリアばかりですが)、そのエリアに詳しいH先生を紹介していただき、質問をさせていただく、というような目的でした。ですが、ここでは新しい研究棟を見学させていただいて写真などいろいろとったので、勝手に筑波大学の施設紹介みたいな感じにしちゃいますね。キレイで、良かったですよ。写真が、今回一番新しい、博士課程用の研究棟です。まだ工事は続いているし、先生方もお引っ越しがまだ真っ最中な方もいらっしゃいました。入り口はこのような感じ


外側もなかなかキレイですが、中もかなりキレイで、工業デザインとでもいうのでしょうか、見た目と実用を重視したものがたくさんおいてあります。ここは1階のロビーにあたる部分でしょうか。今のところ奥の方は工事の部品などがたくさんおいてありますが、完成のころにはキレイになるんだろうなーという感じがしますね。もしかしてちょっとした軽食とかできるような場所になるのでしょうか。ちなみに昔、T先生の研究室があった建物は こちら 。できた当初はこれはこれで美しい建物だっただろうと思いますけれど、やはり30年たつと、年季が入ってしまいますよね。
デザインのかわいらしさはいろいろなところで見る事ができて、ここは各階にあるコミュニティエリアとでもいいましょうか、ちょっとしたミーティングなどできるような場所。こういった感じのポップなデザインはいろいろなところで採用されているらしく、壁の色もポップでした。こちらがトイレ。男性はブルー、女性は黄色の原色でとても洗練された感じです。証明は最近ハヤリの自動になっていて、はいっていくと次々に点灯するのでトイレに歓迎されている気分にすらなりますね。ってならないか。こちらは給湯室。給湯室はグリーンですね。グリーンもいいですけど惜しいですねぇ。赤だったらきっともっとカワイかったはず。私の好みだけのはなしですけれど。
違う階のコミュニティエリアはこんな感じでした。奥にある黒い椅子はマッサージチェア(近くからとった写真は こちら )。こんなのが研究室の近くにあったらいいですよねぇ。ホントに。私だったら2時間おきにこれに座りにきてしまうかもしれませんねぇ。本当にうらやましいかぎりです。ほかにもこんな真っ白のテーブルセットもありました。すてきでした。
数年前にキャンパスを訪ねたときには、別のこういった建物にある宿泊施設にとめていただいたり、近くのホテルにとめていただいたりしたのですが、今回は写真のサインのところに泊めていただきました。今回この建物が建つと同時にT先生が特別に作ったカロリーミーター機能のあるチャンバー。栄養関係ではない方、あるいはそういった研究に全く関係ない方はこの説明だと「?」という感じでしょう。実験器具にどうやって泊まるの?という感じだと思いますが、実は、れっきとした、「宿泊施設」であることはあるんですよ。ただし、研究目的の宿泊施設ですが。
説明すると、まず、部屋にはいると、その中にすっぽりと箱状の部屋があるわけですね。左の青いエリアが管理する研究者(先生だったり院生だったり)が座っておくところ。チャンバーの中の様子をコンピュータで管理して把握する仕組みになっているそうです。そして真ん中の大きな白い箱状の部屋がそのチャンバー。四方の壁に窓があり、左側に見えている窓の下に食事などを出し入れするドアがあります。人間がすったりはいたりする酸素や二酸化炭素の量をはかったりするので密閉度などが非常に大事になります。もちろんそういった気体の量などをはかる機械の精密さが一番大事ですが。
このチャンバーの中がこういうふうになっているわけです。ちょっとした被験者気分でしたけれど、ここに泊まるのは第一号ということで光栄に感じながら(?)泊めていただきました。なんだか楽しかったです。ベッドはこんな感じ。研究のときはまじめなはなし、排泄物などもいろいろと計測しなければいけないため、こうしてトイレがおいてあるわけですがまだ現状ではこのトイレは使えないし、使いたくないしということで上で紹介したポップなトイレに普通に行きました。そのベッドの写真での窓の外から見えるようにチャンバーの外側には冷蔵庫なんかもあって飲み物がたくさん冷やしてあって、暑かったのもあってたくさんいただいてしまいました。T先生すみません。その冷蔵庫の周りに大きめのテーブルも置いてあって(こういった感じ)、そこでコンピュータを置いていろいろとお仕事させていただきました。快適でした。
ところで、チャンバーに宿泊すること自体はとっても快適とはいえ、シャワーやお風呂などの設備はここにはありませんよね。ですから写真の通り、ちょっと階段を上っていくとさすが体育学科、シャワーの設備があるということで先生に教えていただいて利用させていただきました。ドアをあけるとこのようにひろーい更衣室があり、割と多人数がここで着替えなどできるようになっています。この部屋の向かいにはジムや広い多目的ルーム(鏡などがあるのでフィットネス用のようにみえます)などがあるのでそこを使った学生がシャワーなど利用できるようになっているのでしょう。その奥には個室のシャワールームあ3つあって(こんな感じ)、今回そのひとつを使わせていただいたのですがこここもかなり快適でした。
新しい建物の窓の外を見ると、天久保池が見えていてキレイだし、緑たくさんでかなり癒されました。新しい研究棟のまわりは鬱蒼とした、とでもいえるような木々があり、池があり(こんな感じ)、本当に良かったですよ。逆にメインキャンパスの古さでさえも、なんとなく良く思えてしまうほどでした。ただ、昔は美しかったであろう、大学会館前の広場(ここ)はさすがにさみしくみえてしまいましたが。
これは新しいオフィスが並ぶ廊下。下にはまだ工事の部品など運ぶので保護のための青いシートなどが貼られています。そして、クリックして見ていただくと良くわかると思うのですが、さすがこれからの国立大学、オフィスの中は丸見えになるようになっているんですねぇ。もちろん、私が存じ上げているどんな先生も、サボっているような先生はいらっしゃいませんが(あ、サボっていたら普通お会いできないからですかね)、これでは全くサボることはできませんね。うすーいカーテンが下がっているのがわかるでしょうか。各階によって、オフィスによってこのカーテンの色は違う色が使われていてかなりカワイイのですが、はっきりいって丸見えでした。先生方はちょっと緊張されるかもしれませんね。
それにしても、T先生ならびにお相手してくださった学生のみなさん、一緒にカレーを食べてくださったO先生と先生の学生さん達、実験室などみせてくださったN先生と、先生の研究室の優秀な学生さんであるというIさん、もちろん私のつたない質問に親切に答えてくださったH先生、ここはご覧になることはないかもしれませんが、この場をかりてお礼申し上げます。

2 Replies to “筑波大学訪問”

  1. こんにちわ。O先生の学生のJhonnyです(カレーを食べてる時に、授業があるといって出て行ったものです。覚えていらっしゃるでしょうか?)私は、実は以前遠山さんに、社会人の際、米国大学院留学(スポーツ栄養専攻)の件でご相談したことがあったのです。本当は、個人的にお話をして、そのときのお礼をしたかったのですが。。。機会を逃してしまいました、、本当に残念です。この場を借りて、お礼申しあげます。あの時は、ありがとうございました。また今後何かとお世話になることもあるかと存じますがよろしくお願い致します。

  2. Jhonnyさん:そうでしたか!おいしいカレーに感動していたのと、思った以上に学生さんがいらしてくださって(お付き合いいただいて、ホントにすみません)すっかり緊張していました。授業で途中で出て行かれた方ですよね?またなにか、私でお助けできることがあれば何でも聞いてくださいね。学校大変だと思いますが、がんばってくださいね!

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