とれたて野菜たち

うちの父が、かなり力をいれて作っている家庭菜園ですが、それはもう、立派な野菜がとれるとれる。本当にすばらしいです。これはつい2日前に大量に収穫したじゃがいも(メークイン)で母があげたコロッケちゃんたち。とれたては本気でおいしいですね。母も普通にふかして丸めただけといっていたのに格別の味でした。お箸がとまらない、という感じ。

菜園にはほかにもいろいろとお野菜があり、毎日の食卓に、レタスだ、トマトだ、といろいろと出てきて八百屋さんいらずなんですけれど(こんなの家では、私にとっては生まれて初めての出来事)、これはまだ育て中のかぼちゃちゃん。ゴロンとしていてなんだかカワイイので思わず写真にとってしまいました。だんだん大きくなるのかしら。いまのところ、この子だけが将来有望のかぼちゃちゃんなのです。

そしてこちらがおナスさんたち。これは毎日の食卓に登場します。ナスのお味噌汁、天ぷら、炒め物、などいろいろ。日本のおナスさんたちはやはりアメリカのナスに比べるとスッキリと細身で、なんとなくアジアンビューティを連想させるのですがどうでしょうか。お花もなんとなく楚々としていて初々しい感じ。って、イメージだけかしら。写真にはとっていませんが、ナスの向こう側に見えるのは枝豆ちゃんたち。この時期、おいしいですよね。うちの父も夕方から自作のガーデン(菜園ではなくうちのテラスにあるお花いっぱいの方)を眺めながら、ビールを飲みながら、枝豆をせっせと消費しています。

そしてこちらはきゅうりさん。きゅうりの成長ってものすごく早いんですね。知らなかった。ちょっと1日うっかり放っておくと、いきなりジャンボきゅうりになっていておどろかされます。我が家のきゅうりの収穫量はものすごく、まいにちまいにち、きゅうり食べてます。でも浅漬けにしてもおいしいし、サラダにしても、アメリカのキューカンバーに比べてずっとずっと柔らかいのでおいしいし(アメリカのキューカンバーって、ちょっと殺人的だと思いませんか?うっかり千切りにしたら口に突き刺さって痛い思いをしたことがあります)、ああ、日本の夏だ!と思えます。

そして実はこの家庭菜園、全体をみると一目瞭然なのですが、異常なほどに綿密な計画のもとに作られています。もちろんその計画者はわが父。父の独特な細やかな性格を菜園で表現するとなると、まさにコレになるのだろうなーと思わせられる、一種の美意識の固まりのような菜園。これは彼がいつもコンピュータでせっせと描いているイメージ図です。そして恐るべきことに、実際の菜園もこの通りに再現されています。また、彼は年間予定もたてていて(興味がある方はこちらをクリック)、野菜もそれぞれ季節ごとにどんどん入れ替わっているらしい。仕事から帰ってきて、疲れも見せずに(いや、本当はすごく疲れていると思うんですけど)すぐさまアウトドアっぽい作業着に着替え、せっせと畑仕事をしている父。数年前までは想像もつかない姿でしたが、結構サマになっているのでいい感じです。

3 Replies to “とれたて野菜たち”

  1. お父様、すばらしい!ところで、みみつんのおうちには「お立ち台」があるのですか?

  2. Misakiちゃん:ウチでの5週間はどうでしたか?ついに卒業ということで、本当におめでとう!きっとココロにひっかかっていたことだと思うので、きっとなんとなく区切りがついたことでしょう。うちの家庭菜園には父がその菜園を満足しながら眺めるお立ち台があるよ。今はヘチマさん達がそのお立ち台で育っています。

  3. もっちろん超楽しかったよ~。楽しいし、ごはんはおいしいしで、幸福な5週間でした。毎年あんなバケーションがあればいいのに・・・ってあつかましいか。

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