熊本県立大学訪問

私が修士課程在籍中の研究のために、これ以上ないというほどお世話になった熊本県立大学のT教授に会いに大学のある月出町まで行ってきました。県立大学の正面の道は、数年前の熊本国体のために整備された、立派な道で、その名も国体道路。熊本県立大学自体もとてもキレイなキャンパスです。


T教授なんて伏せ字にしている意味がありませんけれど、こちらは先生が書かれた本(プログラムされた栄養計算ソフト)。私も愛用させていただいているものです。その「ダイエティシャン」というソフトは食事編と給食編とあり、今回、最も新しい給食編のほうを先生からいただいてしまいました。T先生、本当にありがとうございました。これからも愛用させていただきます。普通、コンピュータプログラムというものは非常に高価になりがちなのですが、先生は著書の付録ソフトとして出版の形をとられているため、なんと5000円以下でこのソフトは手に入るのです。興味がある方はぜひ、オーエムエス出版でご注文されてみてはどうでしょうか。オンラインで注文できると思います。文句なく、買ってよかったと思えると思いますよ。もちろん、私に聞いていただければ直接先生から購入することもできるかと思います(多分すこーーーーしだけ安いかも)。
そしてこれが、学部の棟になります。正確にはもうひとつ奥の建物が、T教授の研究室のある棟。私の日記を奥深く探れば、4年前(2000年ですね)の夏に記録が残っているかと思われますが、修士の研究のデータをとるために、先生に研究室をお借りして、毎日毎日、暑い中せっせとここに通いました。当時、父がわざわざレンタカーをしてくれて(ホンダのライフ)、その軽自動車で、毎日毎日。あの日々、T教授のあたたかいサポートなどがなければ今の私はないんだなぁと思うと、本当に、本当に、すっかりお世話になってしまった、と感謝感激して気持ちがいっぱいいっぱいになってしまってなんだか意味なく焦ってお礼をたくさん言ってしまいました。どうやって気持ちを表現すればいいのかわからないくらいに。
そしてこれはその学部の自習室とよばれるコンピュータールーム。普通の人はふーーん、と見過ごすかもしれませんが、良くみてくださいよ!全部、G5!しかもデュアル。全部で30台あります。これって全部つなげばスーパーコンピュータになっちゃうんじゃないですか?なんて冗談いってしまうほどでした。私がここにせっせと通わせていただいた4年前はこの部屋には当時最新のG4がずらーーーーっと並んでいたなぁ、と思って思わず、「あのG4はいったいどこにいっちゃったんですか!!!?」と興奮気味に叫ぶ私。それぞれの研究室に配布されたそうです。あああ、無防備においてあるこんな数のG5、初めてみました。
そして廊下にこれまた無造作に置いてあったこの空き箱。こんなのどうでもいい人は普通に通り過ぎるかもしれませんが、何ですかこれ、G5 X Serverじゃないですか。しかもかるーく一番下においてあるのはX Raid。なんでこんなに普通においてあるんだ…。すばらしいです。T教授もマックユーザーですが、これはT先生の仕業か何なのか、なんだかマニアがいるぞ、という感じですね。いやぁうらやましいです。
先生には1時間もお邪魔してしまって、いろいろとお話を伺ったのですが、先生の専門である海洋生態のお話を中心に、環境ホルモン、海水汚染、食品への影響、消費者の危機感などについて、また先生はニュージャージーのラトガース大学で研究員をされた経験がおありなのですが、その当時のお話や、ブッシュの悪口で盛り上がり、大変有意義な時間をすごさせていただきました。おかげで良い1日になりそうです。

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