懐かしい写真

母が今まで使っていたiMacストロベリーを完全初期化し、それを父の職場に持っていくことになったので(父は職場ではウィンドウズマシンを使っていますが、個人的なファイルはマックで作っているので両方あったほうが何かと便利なのです)、母の新しいPowerBook G4をパンサー化し、今までのファイルをごっそり全部移動していたんですが、まぁ、出てくるわ出てくるわ、懐かしいセピア色の写真だらけ。母がどうやらスキャナーでたくさん取り込んだらしいんですよね。おかげで私はコンピュータの整理なんてすっかり忘れて見入ってしまっています。
一番右がアイドルのような母(褒め過ぎ?)。娘が言うのもナニですが、なんてスタイルが良く、おしゃれなんでしょうか!そして真ん中で愛想をふりまいているのが私の姉。将来外科医になるなんて全く想像不能な無邪気な笑顔です。あ、でもその左にいるアホそうなコに比べたら多少頭良さそうな子供に見えるかもしれませんが。私と姉がきているツーピース(ベストとキュロット)は、母の手作りです。たしか、これとピッタリのリバーシブルの帽子もあったと思うんですが、そのあたりお姉様どうでしょう?持っているポシェットも母の手作り。当時、だいたい全身、母の手作りの服でかためてましたね。そして場所は多分皇居前広場。撮影したのは父です。みんなで手に持っているのは不二家本店から購入したもなかアイス。このアイスはそのころ発売されたばっかりで(なんだか時代が出ますね)、私は大好きな父がカメラをかまえているし(父はそのころ超多忙で、『お父さん、今度はいつ遊びにくるの?』と出かけるときに聞いていたほどだったらしいです)、アイスを今まさに食べようとしているところだし、ということで猛烈な興奮状態にある私なのです。母が、この写真をみながら今日、「あなた、このころから眩しそうな顔をよくしてたのね…。」と言ってました。そうなんです。私、良く眩しがってしまってヒドイ顔をして写真に写ってるんです。


どれくらいヒドイ顔かというと、これくらいです。手前に立って、胸に手をあてているのが私。ブサイクすぎて大笑いです!男の子と間違われても何もおかしくない!私はなぜか、「ほら、写真とるわよーん」なんてことになると、こうやって胸に手をあてていたらしいです。よくこういうポーズの写真が残っていて笑えます。左手にもご注目。なぜかこうやって手をいっぱいにヘンに広げて写ってる写真が多いんですよねぇ。右手だけどうにかする、とかそういうことはできなかったぶきっちょさんだったのでしょうか。それにしても、ペアルックな私たち姉妹、顔は結構ブサイクですけど、ありえないくらいカワイイ洋服着せられてますね。くつしたがカワイすぎる。セーターも。帽子も。母のジーンズのベルトのバックルもなんだかイカしてますね。さすが70年代。
いやあ、実家に帰ると、こうやって、異次元な自分に再会できるからいいですね。大笑いして腹筋にも良い感じです。

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