Troy

20040521_troy.jpgTroy (2004), (B+)
アイダホはボイジーで観てきました。私は世の中の大半の女性と同じように、ブラッドピット大好きですが、2年以上映画に出ずにやっと出てきたと思ったら結構オッサン化しててびっくりですよね。自慢の(?)ブルーアイズもなかな生かせないまま。でも映画としてはかなり楽しめました。トロイといえば木馬ですが、なんの引っかけもなく木馬が出てくるので驚きがないという意味で斬新すぎて驚きました(結局驚いている)。邦題も同じく「トロイ」。さらなる感想、そしてこのボイジーの特殊な劇場のお話は下に続きます。
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この映画、実は1時間時差のあるボイジーに小旅行していて夜に、家のあるプルマンでは9時なのにボイジーでは10時という、ヘンに眠くならない時間にダウンタウンをうろちょろしていて、映画でも見よう、ということになって写真にあるように、まぁ、どの町にもよくあるような映画ひとつを上映しているダウンタウンタイプの映画館に入ろうとしたのですが、「2枚ください」とお願いすると、「席を選んでください」と言われるのです。映画館で普通の映画を見ようとして席を選ばされたのは実は生まれて初めて。
それでオススメされるままに、メインフロアーの中央くらいの席をコンピュータスクリーンから選んで、お金を払おうとすると、「学生?」と聞かれ、私はRAの都合上今月末までは学生と言い張ることができるため、ふたりして学生証を見せると、なんとひとり5ドルになりました。週末の夜なのに。こんなので大丈夫か?この劇場?といらない心配をしてしまったくらいです。実は興行のよさそうな映画には、いわゆるマティネイ料金を当てはめない劇場は多く、こういうTroyなんかだと、だいたい学生料金やシーズンパスは通用しないと勝手に思っていたので驚きだったのでした。
そして中にはいってみてさらに驚く私たち。2階になっている映画館なんてどこにでもありますが、バルコニー席などもあって、メインスクリーンはなんだかゴテゴテにデコレーションされたゴージャスな様相。オペラとかクラシックコンサートとかもやるところなのかもしれません。テーマはエジプト。そういえば映画館の名前もエジプシャンシアターでした。シートもふかふかしててゆったりしていて気分良かったです。IdahoはBoiseで映画でも見ようかな、と思ったらぜひいってみてくださいね。楽しかったです。
トロイは、ブラッドピットが強すぎてウケます。そしてオーランドブルームがヘタレていてさらにウケます。あれで実際ファンが減っちゃうんじゃないかと心配になるほど。夏のエンターテイメントという感じでした。観て良かった!と叫ぶほどはないけれど、観てもソンはない感じでした。日本でのこの映画の扱いが大げさみたいでびっくりしましたけど。私は同じ時期の公開の映画で言えば、Shrek 2のほうが好きでした。

簡単!使える!ミニ英語講座(勝手にシリーズにします)
“Two for TROY please.”
「トロイ(の映画鑑賞券)を2枚ください」
複数の映画を上映している映画館では、だいたい題名をつけてこういうふうにいいます。子供などがまざっている場合は
“Two adults and one child for TROY please.”
などで応用します。単館の場合は題名は省略して
“Two please.”
などが普通だと思います。

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