フレンズはどういうふうに終るの?

いよいよ、歴史的なイベントなのか?という気配すらただよっていますが、10年続いた人気番組、Friendsが今日でおしまいです。昨日はあのNBC Datelineですら特集をくんでいて、アメリカ人はみんなどうしてあんなにオブセスされるんだろう、とあきれつつ、Dateline2時間なにも見逃さずにゲラゲラ笑いながら見ました。あたしが一番オブセスされてる。日本のドラマの最終回は、少なくとも私が見ていたころは、だいたい、主人公が海外に行かなければいけなくなり、空港で劇的なサヨナラ、あるいはカムバック、という感じのものが多かったのですが、この大人気フレンズも実は例外ではなく、レイチェルがパリにいっちゃう!というところなんですね。

私としては、エマちゃんのためにもロスをなんとかしてください、という感じ。勝手に子供うんで、結婚して別れて、レイチェルもうめちゃめちゃですけど、まあそのめちゃめちゃがこのドラマの良さだったんでしょうね。私はアメリカに来てから出会ったテレビ最終回イベントを思い出すと、すっっごく期待したわりには、「なんだったんだ!!」と思わずそのおもしろくなさに怒ってしまったサインフィールド、誰も期待してない、もう落ち目のシリーズで、ダナがデイビッドと結婚して、「ああ、プロデューサーの娘だしね」と意味の分からない納得をした90210と、どちらもあまり良い感じではなかったので、フレンズには否が応でも期待してしまいます。

昨日のDatelineでも話題になってましたが、誰もが、「お気に入りのエピソード」というのがあるのがこのフレンズのいいところですね。ちなみに私のお気に入りは、チャンドラーとモニカがつきあってるのをロスだけが知らなくて、向かい側の窓にチャンドラーとモニカが仲良くしているのが見えている部屋で、レイチェルとフィービーがあせりながら、ロスにそれを見せまいと頑張るあのシーンが私の中ではベストですね。あんなに笑えるものもあんまりなかった。最終回放映の枠のコマーシャルはスーパーボウルの広告料に匹敵しそうなお値段だそうです。2時間スペシャル。「くだらなーーーい」といいながら、そのくだらなさに、今夜は釘付けになって観ます!

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