アトキンスダイエットと食品会社のマーケティング

NY Timesに”Sane Weight Loss in a Carb-Obsessed World: High Fiber and Low Fat“という記事があったのですが、炭水化物を控えるAtkins Diet、どうなの?という比較的まともな記事です。かなり、言えてる!と思う部分があるので、是非興味がある方は読んでみてください(ニューヨークタイムズは、最初にレジスターする必要がありますが無料です)。
私もかなり、この記事に頷きました。アメリカで今、うるさいくらいに出回っている、いわゆる”Low-Carb”商品ですが、消費者のみなさん、だまされないで!と叫びたいです。食品会社は、みなさんの体重や健康を気にして、こういう商品を開発しているわけじゃないんです。このアトキンスダイエットブームをいかにお金にするか、どうやってたくさん儲けるか、頑張ってるだけなんです。


ふつうの食品を、「選んで」食べるという行為は、私はかなりオススメします。いろいろなものをまんべんなく食べるためには、その行為が必要です。でも、この記事にあるように、牛乳のかわりに、Low-Carbの牛乳(らしきもの)を飲む、というのは、完全に会社の思惑通り、踊らされまくり、なのです(私は実は、サプリメントや、ビタミン系ドリンク、野菜ジュースなどにもこういう思いをかすかに持っています)。これは私の完全な思い込みであって、栄養学的根拠は(少なくとも単純な根拠は)全くありませんが、新鮮な野菜や果物、牛乳や穀類に、悪いやつなんていないと思います。要は、いつも書いてますが、頻度、量に気をつければいいことです。ああ、アトキンスダイエット、なんでこんなに効き目が出る人がいるんでしょうか(全く効き目が出ない人も、逆に悪い効果が出る人もたくさんいますが)。早く劇的な研究結果が出ないかな。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *