Swordfish

20040412_swordfish.jpgSwordfish (2001), (B-)
邦題は「ソードフィッシュ」。週末にTNTでやっていたので興味深く見ましたが、映画として、オープニングが完璧なわりに、メッセージが微妙だったのでB-ということになりました。感想は下に続きます。
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幕開けが、テロらしき事件から始まり、「これが起こる4日前…」という感じでさかのぼって話が繋がる構成になっていて、「え?なに?なに?」という気持ちで結構引き込まれるという、ホントにテクニカリーに上手な構成でした。でもメッセージがかなり、伝わってこないんですよね。そうか!といろいろと気づかされるものの(あの、ミスディレクションの話とか)、でも強い何かじゃないという感じ。
でも結局は時代にタイムリーにも戦争に対する、ProsとConsをタンタンと見せてくれる、という感じでした。確かに、平和はタダじゃないし、誰かが誰かを殺すことによって他のたくさんの人が死なずに済むというのはロジカルに分かっているつもりだけど、途中でヒュージャックマン(カッコよすぎ)が言うように、「そんなことを決める権利は誰にもない」というのがみんなの気持ちでしょうね。でも、それでも誰かがやらなきゃいけない、という不条理。
とかなんとかいっても、別に戦争の話ではないので、普通のアクション映画として楽しめます。ハリベリーがお色気披露しているし、そういう意味でも見る価値はあるかも。要は、あんな人たちは敵に回すなということだなぁと、これまた不毛な結論に至るのもいいかと。

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