快適なVernaの家

昨日、プチ引っ越しをしてこれから1週間Vernaの家で暮らすことになりました。理由は前にも書いた通りです。本当に新築の香りいっぱいのキレイなロッジ風の家で、人の家なのにすっごく落ち着きます。写真がVernaの家。こうやって丘にちょこんと乗っている感じなので、小さく見えますが、実はすんごい大きなステキな豪邸です。このあたり、やっと春が来ようとしている時期なので殺風景ですが、夏になったらすごくキレイなところなんですよ。Vernaのところは家も大きいのですが、土地もありえないほど広いのです。丘1コ分。前計算したらたしか、東京ドーム3つ弱だった気がする。
今日は写真だらけなので、重いかもしれませんがさらに下に続きます。


これが玄関。まだポーチは完成していませんが、Vernaいわく、アジア風にしたいとのこと。竹や、壷や、日本風の何かを風水なんかを参考にしながらデコレーションしたいらしいです。今のところ米壷なんかを見ているらしいのですが、まだピンとくるものに出会ってないらしい。Vernaの長女のかわいいキャサリンちゃんが、6月に結婚するので、この自宅でレセプションをするらしく、それまでにはなんとか美しく仕上げる予定らしいですよ。私もまた写真をとらせていただこうと思っています。
この写真はバックポーチ。リゾートにいる気分になれます。ここに座っていると、野生のムースやシカなどが普通に横切っていくのを間近で見れるんですよ。昨日も、当たり前みたいに6頭のシカが優雅に歩いていて、かなり釘付けになりました。また、写真で分かるように、家の中にいても、この大きな窓のおかげで、なんとなく外にいるような不思議な気分になるんです。夜になると、遠くにプルマンやモスコウの街の灯りがチカチカ見えて、不知火みたいで神秘的ですらあります。
留守を頼まれたのは私たちだけではありません。この大きな美人ネコちゃん、マックスもこうしてしっかりお留守番しています。マックスは、いてもいなくても気にならないほどのおとなしいネコちゃんで、それでいて意外に存在感があり、なんだかユニークな子です。一日2食、カップ1杯のキャットフードとお水をあげて、ガレージのドアをほんの少しだけあけてあげて放っとくと、外に出て一人で遊んだり、中でお昼寝したりと気ままにやっているみたいです。彼女のお世話は私たちがいる大きな理由のひとつなので私たち、下のお世話(といってもちゃんとおトイレがあるのでそれを捨てるだけですけど)もせっせとやらせていただいています。
昨日の夜はVernaの家に行く前に、自分の家の冷蔵庫にあるものを始末しなきゃ、と思って残り物をタッパーに入れて持ってきたんですが、それだけでは足りないということで、途中モスコウのCO-OPのデリに寄って、BBQ TofuとRice Soupを買ってきました。そして、もともとウチの冷蔵庫にあったディナービスケット(パンですね)のドゥを持って、Vernaのキッチンにある超豪華な最新式のオーブンで焼きました。やっぱりオーブンが違うとパンですら味が違う気がしますね。こんな寄せ集めのクイックディナーなのに、嬉々としてせっせとテーブルセッティングをしていたら、Aさんが、「あなたも好きだねぇ」とちょっぴりあきれてましたけど。
そのダイニングテーブルの全貌はどうなっているかというと、こんな感じです。このキャンドルホルダーいいですよねぇ。広い家、高い天井、大きなダイニングテーブルの3点がそろって初めてこうやってステキに見えるんでしょうけど。奥に見えるのがキッチンです。キッチンもすごくシンプルで使いやすいのです。アメリカでは珍しいガスのストーブだし。キッチンだけを写真におさめてみましたので、興味がある方はここをクリックしてみてくださいね。
食事のあとは、これまたCO-OPで買った、アーモンドカップケーキとコーヒーでデザートにしました。このカップケーキ、アメリカらしく、サイズが特大です。ひとつをふたりで割って食べたんですが、それでも食べきれないほど。でも味の方はアメリカらしくなく、かなり美味しいんですよ。驚くほどたくさんのローストされたアーモンドが入っていて、ナッツ好きにはたまらない味です。BBQ Tofuもびっくりするほど美味しかった。昔食べた、Kale SlawというKaleのコールスロウ風のサラダも美味しかったし、CO-OPのデリ、私は好きです。私の好きなタブーリサラダもたしか置いてありました。こんど買ってみようと思います。
Vernaはコーヒーは飲まないといっていたので、コーヒーを探すのに一苦労したんですけど(どこかにあるのは知っていた)、キッチンにはウォークインパントリーがついていて(写真をみるにはここをクリックしてください、マキシーもいますよ)その中にコーヒーがあったんですけど、キッチンにモノをたくさん持ちすぎている私としてはかなりの憧れです。私も将来、こういうパントリーをキッチンに持ちたい。
デザートのあとは、私は楽しみにしていたジャクジーに入りました。この窓のブラインドは、上下両開きで、人からは見られないけれど、自分は景色を楽しめるという最高のモノなのです。キャンドルもたくさん置いてあって、ありえないほどロマンチックな雰囲気になるんですよ!ロマンチストのVernaらしいバスルームです。ここで1時間くらいバブルバスを楽しみました。夢みたい。AさんはAさんで、ロッジ風のリビングルームで(写真はここをクリック)暖炉の横に座って、200も300もあるチャンネルをチェックし、あのメッツの松井選手の初打席ホームランを何度も見ながら興奮していたみたいです。このリビングにはかわいいサイドテーブルのコーナー(写真はここをクリック)もあります。
そして夜は、これまたステキなベッドルーム(写真はここをクリック)であっさりぐっすり眠りました。写真は今朝、Vernaのところで食べた朝食。りんごがVernaの冷蔵庫に入っていたのでむいて食べたんですが甘くてびっくり。ミルクもルビーレッドグレープフルーツジュースもベーグルも全部、キッチンにありました。「人様のお家なのに!」と日本人の感覚だとびっくりすることかもしれませんが(私もValの家に住むまでは、こんな図々しいことはできませんでした)、ミルクの賞味期限もVernaが帰ってくる前に切れてしまうし、多分、こうやって冷蔵庫の中のものを無駄にしないのは逆に親切、といった感じだと思うのです。私は昨日の残りのカップケーキを食べ、かなり満足。ああ、こんな日々がこれから1週間続くのです。

3 Replies to “快適なVernaの家”

  1. ほんとですよねぇ。私には一生持てないようなお家なので、1週間だけすっかり贅沢しちゃっています。私もうらやましいです。

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