ああ、ついに、私の博士論文90%といえるところまでやってきました。でもここからが長いんですよね。
流れとして書いておくと、まず、2月いっぱいくらいでファーストドラフトとよばれるものを書きました。実はそこで気分的には一仕事やり終えた気分になってしまうので困ったものです。現実には40%くらいという感じなのに。それから小出しにして私のコミッティメンバーに見せます。
私は、いわゆるお話の流れ、というものはValとMiriamにチェックしていただきました。Valは普通にお話するときから、流れがキレイで、いわゆる、「フロウする」という論文を書く方です。かなり尊敬しています。そしてMiriamは、私は失礼なことに全く知らなかったのですが、文学的。私のかなり好みな、尊敬する言い回しがつらつらと出てきます。素晴らしい人々をコミッティに選んでしまいました。
そのおふたりに私の「ストーリーテリング」の効果を確認してもらっている間に、統計学の教授のJanには、いわゆる技術的な、方法論とそのレポートの仕方を確認してもらいます。彼女とは3回、2時間ずつ程度のミーティングをして全てを確認し、書き直し、統計とりなおし、と永遠のような作業をしました。
そしてValとMiriamともそれぞれ今まで3回ずつ私の論文が行ったり来たり。みなさんが読んでくださっている間に、私は論文の表紙、アペンディックス、目次、などモロモロのものを作成します。これが事務的なわりにものすごく時間のかかる辛い作業。
そしてもうひとりのコミッティメンバーであるSandyに、書き直しをしたあとの論文を小出しにしながら読んでもらいます。Sandyは大学がちがうし(アイダホ大学の先生)、私はValとMiriamにある程度助言をもらってから見せようと思ったのでした。今頃Sandyも読んでくださっていることでしょう。
そして今私は、最終調整に入っています。サマリーを書いたり、アクノーレッジメントといって、お礼を述べるページを作ったり、などなど。ページ番号をきれいにしたり、表や図をきれいにしたりする作業も残っています。4/15までにはどうしても完全な1セットの論文を印刷して、Graduate Schoolのオフィスに提出しなければならないのです。こんなコツコツ作業をもう何ヶ月やってるんだろう。早く終わらないかな。