The Devil Wears Prada

20040130_thedevilwearsprada.jpgThe Devil Wears Prada (Lauren Weisberger)
ジャケ買いした本です。ピンヒールのブーツの間から見えているデビルのしっぽを見て思わず買いました。邦題は「プラダを着た悪魔」だそうです。個人的にはタイトルはガツガツの直訳で、「その悪魔はプラダを着ている」にしてほしかったけれど。まあ今日からゆっくり読んでいきます。楽しいお話だといいですけれど。
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追記: 読み終わりました (2/12)。感想は以下の通り。内容を知りたくない人は続きは読まないでくださいね。


思った以上にウルサイ感じのお話でしたが、こういうビッチは本当にいるらしいですよ。でも、ファッションにうといハズのアンドレアが、次々にタグをみながらデザイナーの名前をあげていくところはウソっぽいですね。でも、なんともいえない喪失感がありました。アレックスが最後に言うセリフと、アンドレアがついにそれに賛成するところ。どうやっても取り繕えないモノってありますね。そういうミスに気付いたときの気分ってやりきれないものです。基本的にはハッピーエンドで良かった。
これを読んで、精神的に学ぶというようなモノはないです。シニカルな笑いが欲しい人はどうぞ、という感じ。でも読み終わってからネットでいろんなリビューを見ていたら、どうやらニューヨークシティの描写があまりにリアルで、ニューヨーカーに人気みたいですね。ニューヨーカーにとって「あるあるあるある」というような感じなのでしょうか。
この本、バックカバーが著者の大きな写真なのですが、日焼けしたブロンドの意志の強そうな女性という感じです。けしてヤセてはいないけど、太ってもいないといういわゆるアメリカ人の典型の体型ぽい。服はデザイナーぽい白いシャツです。コーネルに行っていたという秀才ぽく、きっと自分の書く力に自信があるんだろうなーと思ってうらやましくなりました。いいなぁ。
あと、出てくる、クリスチャンという人物にかなり釘付けになります。ステキすぎる。
著者が、「プラダなんて、大学にいた日本のコが着てたくらいでした」というような感じのことを書いているのですが、そのときJappyという単語を使ってて少しだけオフェンシブにも感じましたが、途中でヤッピーな気配のバーで日本人が、という描写を読んで、別に日本人にオフェンドしているわけでもないかも、と思いましたけど、やっぱり日本人のブランドにお金を出す風習は何かあるのでしょう。私もそんなに好きというわけでもないけれど、キライというわけでもないので、気をつけようっと。

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