日本からお客さま

今日、Aさんのご両親がはるばる日本からここまで遊びにきて下さいました。夕方5時半にこの町のPullman-Moscow空港に到着されるということだったので簡単に食事の支度をしてから空港へ迎えにいきました。待つこと30分で、このまるでバス停のような空港のひとつしかないチケットカウンターからお姉さんが、フライトはキャンセルされました、とアナウンスがあり、どうしよう!と思っていたら、どうやらプルマンは霧が濃くて最寄りの空港である、アイダホはルイストン空港に着陸することにしたというんですね。そのときだいたい6時で、プルマンを出たバスが6時半にはルイストンに着き、プルマンに降り立つはずだった乗客を迎えて、プルマンに向かうのでだいたい7時半にもう一度、お迎えの人は来て下さい、ということでした。

そこであわてて7時までお仕事中のAさんの電話しようとしたら、携帯の電波が入らないんです。そうなんです、ここの空港、周囲に何もなくて、全く携帯は通じないんです。携帯が一番必要そうな空港なのに!!それで一度帰ってからAさんに電話をしたら、きっとバスに乗ってくるでしょう、ということになって、私は作っていたスロウクッカーの中のスープを確認してから、7時になったのでAさんをオフィスに迎えにいってから今度は二人で空港へ行きました。しばらく待っているとチャーターバスが到着したのでホっとしてお迎えに行くと、まず5人くらいおりてきて、それからすぐに運転手さんがおりてきてしまいました。え?たったの5人?と思ってあせっていたら、車内の電気がつき、さらにたくさんの人が中にいることが分かって一安心。そして待っていたんですが、Aさんのご両親はなかなか降りてこないし、どうしたんだろう、と心配になってきたところで、結局最後の乗客がおりてきてしまい、このバスには乗っていないということが分かりました。

バスの運転手さんに、ほかにバスが来る予定がないことを確認してから、これはルイストンに行くしかない、ということになって私たちはドライブをはじめました。数分ドライブしてやっと電話の電波が入ったところで留守電にシアトルにいる伯母から連絡があり、ルイストンの空港で待っているということを伝えきき、初めて安心しました。それからルイストンの空港へ行き、最終的には無事に会えました!本当に良かったです。

話をきいてみると、だいたい私たちの携帯は空港の電波の悪さで通じないし、シアトルの伯母はトールフリーの番号(着信側が払う電話番号)を持っているため、そちらに伝言を頼んだとのこと。そういう電話番号があると、こういうとき安心ですよねぇ。でもまぁ、トラブルではあったものの、そんなに夜中になってしまったわけでもなく、家に到着したのは9時頃だったので言うほど大変ではなかったんですけれど、日本からの長旅で疲れ果ててしまったのではないかとちょっと心配になりました。それからみんなで私のプラムサーモン、レンティルスープ、バターブレッドスティック、サラダ、ワインで夕食を食べ、少しお話してから寝たのでした。

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