昨日、Aさんがとてつもなく申し訳なさそうな顔をして私の前に来て、「絶対怒らないでね」というので何が起きたのかと思っていたら、Aさんがある私が大事にしていたモノを壊したのでした。
私は去年の5月くらいにスターバックスのドリップコーヒーメイカーである、アロマ(写真上のクロ)というマシンをセールで99ドルくらいで購入したのですが、これはコーヒーがステンレス製のカラフェ(保温ポット、かなり高温で5時間くらい持ちます)に直接入り、マシンは時間設定ができる(つまり夜セットしてコーヒーの香りで目覚めることができる)という優れものなんですが、それはほぼ毎日使っているのでだんだん水のアトというような白いものがテンテンと付いてきたんですね。まぁ買ってからかれこれ1年半以上たつし、仕方ないなぁとは思っていたんですけど、キレイ好きのAさんとしてはどうしてもそれがイヤで、ふと思い立って掃除をはじめたらしいんです。
で、このマシンの、コーヒー豆を入れる上の部分の支柱の部分、なんとも紛らわしいことに、外れるように見えて外れないように設計されているという固定部分だったんですね。Aさんはそれに気付かず外そうとして、バキっと折っちゃったわけです。それをみて、ああああ、となったものの、私はふとこれにワランティがあったことを思い出し、いろいろなワランティを入れている私の赤いボックスを探ってみたところ、ありました。ちゃんと2年のワランティがついていて、まだ購入から1年半しかたっていません。そこでAさんがワランティセンターに電話をしたところ、さっさと手続きしてくれて、最寄りのスターバックスのお店にも連絡をしてくれて、新品と交換していいということになったのでした!!
さっそく家からすぐ近くにあるスターバックスに彼が行ったところ、すでに新品のものが用意されていて、即交換。驚くことに、全部、ぜーんぶ交換なんですね。そのカラフェ(コーヒーポット)には何の問題もないのに、それすらも新品と交換でした。私はあんまり自分のせいで壊れたものにワランティがある、という状態になったことがなくて感動してしまいました。こんなことってあるんですねぇ。今はそのマシンはセールではないので、149ドルするんですよ!なんかさらに50ドル得した気分すらします。いやぁスターバックス太っ腹だなぁと思ってしまいました。いや、ほかにもいろんな会社がこういったことをやっているとは思うんですけど、なかなか自分の身には起きないですよね。Aさんが新品の箱をかかえて帰ってきたときには思わず叫んでしまいました。
この話には実はちょっとおまけがあり、私たち、なんとオマヌケなことに、買ったレシートをなくしてたんです。ですが、ワランティーカードにちゃんと日付けとかすべての情報があったので、大丈夫だということだったんですが、レシートなしではワランティはきかないというのは常識ですよね。ということで、なんと!今回、このスターバックスのお店の人ったら私たちのためにレシートを発行してくれたのでした。しかも昨日の日付けで。つまりまたあと2年、保証がついてるんです。すごいなぁ。もうレシート無くさないようにしよう、そしてコーヒーマシンは壊さないようにしよう(ね、Aさん)、とすごく反省したんですけど、キッチンに入るたび目に入る超新品ピカピカのこのマシンを見て思わず笑顔になってしまう私なのでした。