The King of Torts

20030329_thekingoftorts.jpgThe King of Torts (John Grisham)
今読んでいるのはグリシャムのThe King of Tortsという本なんですが、最近スリラーじゃなくてノベルばっかり書いているグリシャムの久しぶりの法廷モノで結構興奮します(追記:でも実はこれはあんまりスリラーものではありませんでした)。Black’s Law DIctionaryによると、Tort (from Lat. torquere, to twist, tortus, twisted, wrested aside). A private or civil wrong or infury, including action for bad faith breach of contract, for which the court will provide a remedy in the form of an action for damages.だそうです。今チャプター13に差し掛かったところですが、衝撃の事実が判明したあと、思ったようにクレイ(主人公)が行動しないのでハラハラしているところ。
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追記(4/5):お風呂に入りながらとうとう読了しました。後半は2転3転しておもしろかったけど、意外といえば意外な、やっぱりといえばやっぱりな結末にしばし呆然。感想はしたに続きます。


で、最初の方なんですが、私がちょっとニヤっとしてしまったのは:

It would have been easy, in the midst of such dismal surroundings, to let the place go, to let the files and papers pile up, to clutter his office and blame it on being overworked an understaffed. But his father had believed that an organized desk was a sign of an organized mind. If you could’nt find something in thirty seconds, you were losing money, his father always said. Return phone calls immediately was another rule Clay had been taught to obey.

というところ。うちの旦那さんもいつもコレをいいます。だから彼のオフィスはとっても整理整頓されてて感動的。私は電話の返事、メールの返事はこころがけて、すぐにやるようにしてますけど、でもちょっとまだ甘いかなぁ。行動はわりとはやいほうなんですけどね。頑張ろうと思います。
最終的には、グリシャムの最後の「してやったり」感がなくて寂しかったです。結局こういう人々を描くことによって、Good People who make mistakesを描きたいという感じでしょうか。でもこの本をよんでエリンブロコビッチさんのサクセスストーリーを思い出すのってあたしだけかしら。あれってどうなの?実際のところ。と、そんなこんなでマストートについてちょっと考えてしまったのでした。

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