Reliability: 信頼性

今日は午前中のProbabilityのクラスで先生が、コロンビアの宇宙飛行士のみなさんのために黙祷をしようというのでしたんですが、そのときにその先生は専門であるReliabilityの話をしてくださったんですね。Reliabilityって、えっと、多分、信頼度?ていう感じだと思うですけど、頼りがい、っていう感じもしますね。まぁ信頼性がいちばん近いでしょうけど。スペースシャトルのミッションは今までで182回、そのうちトラジティと言えるFailureが2回、その他にもいろいろあるので備品毎のReliabilityを出すこともできるそうなんですけど、確率学的にいって、182回中の2回のTotal Failureというのはそのすべてのミッション自体のReliabilityをかなり低下させるそうです。そういわれれば、当たり前という気もしますけど、つまり、Reliabilityを勉強することによって、そういうふうに、182回のうちの2回というのが多いととらえるのか普通ととらえるのか少ないととらえるのかを判断できるようになるということでした。ここでは部品のReliabilityの話ではなくて、そのミッションのReliabilityの話ですので念のため。
私がいま、練習問題としてやっているProbabilityにはコストなどを入れて計算するReliabilityの問題もあります。だから、ミッションのReliabilityが低下するのに、ミッションのコストがあがると、そのミッションそのものの存在価値が問われる、と、そういうことらしいです。私は実はこのクラスは今のところついていくのがやっとなので、先生が数々のTheoremを証明していくのをクラスでボーっと聞きながら、結構迷子になってしまっているので、実際にいろんな複雑な要因の入ったこういうこと(人の命とか、そういうのも入ってますからね)を「やる価値はあるのか?」と数学っぽく分析する人々のことを私は遠い、眩しい目で見てしまいます。こう、私はその世界に入れないし、およばれもされない、というそういう遠い気持ち。そしてこのクラスやばいかも、という現実的な気持ちも。

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