規格外品が入っている確率

今日はとってるクラスのことなんて書こうかと思ってるんですが、まぁその前に、今日私が過ごした1日から書いておきます。実は、「今日は何々をしました」系の日記って、実は自分にとって、とっても大事なんです。私は昔の日記を読みながら、そのころ何をしていたかを探すことが多いので。
で、今日は朝からクラスをふたつうけ、11時45分にクリーブランドのコーヒーショップの前でAさんと会って、家の鍵をもらう約束をしてたんですが、私が話したい話が、彼のオフィスの近くまで歩きながら話しても終わらず、じゃあ、一緒に家まで帰って、私が車で彼をオフィスまで送るよ!ということになりました。どんな二度手間でしょう(Aさんにとって)。でも私は歩くのがあまり好きではないので、ひとりで歩かずにすんですごく良かったです。こうして書いていると、自分がいかにワガママか、ということが分かってスゴイなぁと思います。感心している場合ではないですけど。


で、家まで歩く間にやっと、私がしたかった話を興奮しながら話終え(本当にうちの前のメイルボックスくらいのところで話が終わりました)、それから彼をオフィスに送って、私はそのままダウンタウンに行って久しぶりにHi-Tek Nailにいってきました。親不孝なもので、甘皮がササクレてきてしまっていたのでここでなんとかトリートメントしておこうと思ったんです。2枚爪にもなってきたし。それが終わったのがなんともう1時半。それから家に帰ってパンと昨日のチリをたべました。二日目のカレーと同じで、味が落ち着いてました。良かった。
そして3時にマイナーのStatisticsのことで話し合うためにJanという先生のオフィスでミーティング。結局私はあと一クラスとればマイナーはOKになるということが分かり、あとはペーパーワークするだけになりました。それからオフィスへ戻って、メイルボックスをチェックし、そのあとまた翻訳の仕事が来ている旨のメールがきたのでファックスしてもらうようにお願いし(また時給20ドルです!やった!)、そのあとValのオフィスにおしゃべりするつもりで寄ったら、そのままミーティングになってしまって、2/14に大きいプレゼンテーションをすることになってしまいました。どうして彼女のオフィスに寄ろうなんて思ったんでしょう。。そんなこんなしているうちに午後4時になり、あと1時間オフィスにいるべきかなーと思ってだらだらとしてメッセンジャーをたちあげてみたら、Hくんがいて、彼に話しかけてみると明日焼き肉をやるらしい。焼き肉!魅力的な言葉!そこでオンラインにいたAちゃんやAYくんを誘ってみたりしたのでした。明日は焼き肉かぁ。
今日はフレンチフライにチーズチリソースをかけて、イタリアンホットサンドをAさんが作ってくれるというのでそんなおやつみたいな夕食になりそうです。あたしはグリーンサラダに照焼きチキンを小さく切っていれようかどうか思案中。
で、話は戻って統計なんですけど、私がとっている二つのクラス、かなり好対照で面白いですよ。ひとつは500番台。Statistical Analysis for Engineers and Scientistsというタイトルのついたクラスなので、わりと簡単です。ANOVA (Analysis of Variance)という方法での統計学なので、私が去年とった、Stat 512にそっくりなんですね。で。もうひとつとっているのが400番台のクラスで、Applied Probabilityというタイトル。このクラスは数学専攻の学生や、統計学専攻の学生が取るクラスで、かなり高度な計算をします。いや、そんなに高度じゃないのかもしれないんですけど、私がついていけてないだけですね、たぶん。ていうか、たぶん、難易度はそこそこなんでしょうけれど、こう、ややこしいので、考えている途中で、「あ、だめ」と思考回路が途切れてしまう、という感じが一番うまい表現かもしれません。たとえば以下の問題、考えてみて下さいね。
問題:ここにK個の箱があります。今からあるモノをm個ずつ、その箱にいれます。ある程度モノを入れたところで(現在のそのあるモノの総数はkm個ですね)、なんと1個だけ、規格外のモノを入れてしまったことに気付きました。そこで、それぞれの箱から、n個ずつ、ランダムにそのモノをとりだして、チェックしてみることにしました。
1)さぁそこで問題です。i番目(アイ番目)の箱にその規格外のモノが入っている確率はどれだけでしょう。
2)さらに問題です。たとえば、現実問題として最初のハコに実際にその規格外のモノが入っていたとして、その規格外のモノが発見される確率はどれだけでしょう。
3)もっと問題です。最初のハコからその規格外のモノが発見されない確率はどれだけでしょう。
こんな感じですね。途中で考えるのがイヤになります。ほんとに全く。ちなみにまだこれは解答は発表されてないので自信はありませんが、私なりの解答は以下の通り。
まず、1)ですが、これはどれか1コの箱に絶対1コはいっているわけですから、別に簡単なことだと思うんです。k個ハコがあるわけでしょ、だから答えは
P(defective found in box i) = 1/k
だと思います。それで、2)ですが、まず、条件からいうと、まず、その最初のハコに入っている、ということが条件ですよね。入っていて、かつ、発見される。で、ハコにはいっている確率は1)で求めた、1/kでしょ。それで、発見される確率はその、あるモノの総数がkm個で、最初のハコで検査するのはn個なので、最初のハコから発見される確率は、n/kmだと思います。だから、そのふたつの条件をあわせて
P(defective found in box 1 given defective slipped in box 1) = (n/km)/(1/k) = n/m
ということかな、と思ってるんですが全然違ったらどうしよう。最後の問題は、前提とかまるでなく、発見されない確率ですからね。つまり、入っているか入ってないかは関係なく、ただ単に発見されない確率。だから簡単。2)で求めた、「発見される確率」である、n/kmを100%から引けばいいだけだと思われます。で、私の答えは、
P(defective not found in box 1) = 1-(n/km)
と、まぁそんな感じですね。やってみれば実は単純だったりするんですけど、m個とかn個とか言ってるうちに、「あ。。。あたしもうダメだ。。。」と気絶しそうになります。
まぁでも面白いこともあって、たとえばポーカーで最初にフルハウスが来る確率とかも求めたりしますよ。いきなりブラックジャックがくる確率とかね。ちなみに、フルハウスが来る確率はなんと、1万回のうちたったの14回だそうです。ブラックジャックはまだ全然マシで、100回のうちに5回くらいはくるらしいですよ。みなさん!ギャンブルはブラックジャックですね!!
そしていま、帰ってきたんですが、新しいWSUの学生のリクルートのためのビデオ撮影にいってきました。楽しかった〜。結局2時間ちかく楽しくやってきました。新しい友達もできたりして良かった。でもあたしのコメントがビデオになるかと思うとおそろしくて眠れなくなるかもしれません。みなさん、万一そのビデオを観てしまっても、見なかったことにしてくださいね。しかも日本語で自己紹介するところで、うっかり旧姓で自己紹介してしまって、あとで気付いてあわてて撮り直してもらったりしました。武内姓に慣れたと思ってたのに、うっかりとんでもないところで出るものです。29年間使ってきた遠山姓だからなぁ。。。でも他のコメントは全部英語で、日本語で言うよりは緊張しなかったと思います。みんないいこと言ってるのに、私は結構テキトウなこと言ってしまったなぁとちょっと反省。でもリクルートビデオだし、まじめすぎても、ハイハイ、って感じですよね。
まぁそんなこんなでいい経験しました。WSUの高い方のボールペンや、ファーディナンズのギフトサーティフィケイトなどもいただいたし。嬉しい。今日はこれから何か勉強でもしようかと思っていたけど、ちょっと楽しすぎて疲れてしまったので早めに寝て、明日の朝早起きしてやろうかと思います。おやすみなさい。

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