中国産のマンゴティーを飲みながら更新です。マンゴティーおいしいです。ほんっとに。
私の研究で、今度、ワシントン州とアイダホ州に住むExtentionのメンバーにちょっとしたメイリングをするんですが、その返信用の封筒のための切手を買おうと思って手続きしてたんですが、思いもつかないところで切手を買うハメになりました。
まず、研究費でいろいろと買い物をする場合、研究費というのは大学の、学部別に設けてある特殊口座のようなところにすべてあるんですね。研究費は直接研究者のところには来ることはなく、大学に来ます。だから日本みたいに研究費を着服するのはアメリカでは、というか少なくともこの大学、私の学部では限りなく不可能に近いですね。で、私の学部の場合は、Richという経理専門の人がメインオフィスにいるので、Purchase Orderのリクエストをします。これは、買い物が、大学内でできる場合、ですね。あるていどのものが大学内で買い物できます。普通に学生している人はあまり知らないことですが、Central Storeというものがあって、そこには思い付く限りのすべてのオフィス用品があるし。で、そのリクエストをRichが受け付けた場合、オフィシャルなPurchase Orderの用紙をRichが作ってくれます。サイン付きのその用紙ができたらRichはそれを私の学部のメールボックスに入れておいてくれるので、私はそれを持って、買い物に行くわけです。
で、どこにいったかというと、なんと、French Ad（学務科や教務科のあるところ）のキャッシャー。レセプショニストのおばさまに、「切手買いたいんですけど」といってPurchase Orderを出すと、「あなた行くとこまちがってるわよ〜ポストオフィスにいかなきゃ」と大笑いされ、え〜やっぱり〜？と思っていたら、奥からエラいっぽい人が出てきて、「学部関係？」と聞かれて、「そうです」と答えると、切手が買えました。２４０枚のファーストクラス（37セント）。あそこで切手を買えるなんてホント驚きでした。列にならんでて、私以外のみんなはそこで授業料を払ってて、私は切手購入。ちょっと恥ずかしい気分がしたのは気のせいだったのかしら。
まぁそんなこんなで、昨日は午前中ずっと返信用封筒を印刷してたし、今日は送信用の住所をラベルに印刷してたし、カバーレターも半分（ワシントン用）はできたし、明日アイダホ分のマスターペーパーにSandyというアイダホの教授のサインをもらったら明日そのカバーレターもできるし、あとはひたすら中身を詰めるだけです。結局それがイヤだ、という話もあるけど。私単純作業苦手。ってエラそうですね、私。でもまぁ得意な人もめったにいないでしょうけれど。
あまりにひたすら単純作業の毎日すぎて（昨日はカットアンドペーストを永遠にしてたし、今日はひたすら、自分がコピーマシンになったかとおもった）、昼になったら急に逃げ出したくなり、Aちゃんに電話して隣町、モスコーまでランチとコーヒーにいってきました。帰りはモールで買い物したり（好きなセントのキャンドルが75%オフだった！）オフィスディポでここ２週間くらい買わなきゃ買わなきゃ、と思っていた、キャビネット用のボックスを買ったし、かなり満足です。Aちゃん、つきあってくれてありがとね。
そして学部に帰ったらメイルボックスにアーティクルが！とにかく最近、読まなきゃいけないアーティクルが私のオフィスの机の上で山になっています。これが崩れる前に、今日買ったボックスでいらない書類を一掃しておかないと、私のオフィスは紙だけでいっぱいになるかも。
あ、それで思い出したんですが、友達に借りた、9/11のドキュメンタリービデオで、ファイアーファイターの人が涙をこらえながら言ってたんですけど、あの崩れたビルの場所、とにかく書類がたっっっっっくさん散らばってるんですね。あのビルは書類で出来ていたのか？と思うほどに。そしてその人はいってました。１１０階建てのビルがふたつ、無限の数のオフィスが入っていたはずなのに、オフィスにかならずたくさんあるはずの、テーブルもない、椅子もない、電話すらない。何日にも渡る、掘り出し作業の中で唯一出会った、一番大きな電話のかけらが、３センチ平方くらいのダイヤルパッドだったそうです。つまり、すべてがほぼ、こなごなになったということ。紙は軽いからこなごなにならず、空に舞った、ということなんでしょうね。それを思うだけでウッとなってしまいます。私。
なんだか暗い話になってしまいましたが、とにかく、私はオフィスを早く片付けなきゃ。明日はそれを頑張ります。あと、メイリングを明日には終わらせてしまいます。あ！ミーティングもあるんだった。やんなきゃ。