Skipping Christmas

20021223_skippingchristmas.jpgSkipping Christmas (John Grisham)
Aさんが、前うちの大学の本屋さん(ブッキー)が3時間だけセールしたときに私に買ってきてくれた、本があるんですが、それをやっと読める日がきました。ホントにハッピーです。表紙もかわいく、絵本のようです。時期も時期だし、日本に帰る飛行機の中で読もうと思っています。邦題も「スキッピング・クリスマス」。
[ 洋書籍 | 日本語訳書 ]

追記(1/2):飛行機の中で読み終わりました。感想は下に続きます。


これは、何かといろいろ考えさせられるものなのですが、すべてが軽い感じで書いてあっておもしろおかしくていいです。こんなに私とは文化の背景が違うのに、最後にじーんとくるのが不思議なくらい。
私も結納や結婚式なんてしない、と形式をすべてやめて結婚しましたが、そのときに、どうしてもアメリカ式に少なくとも、ふたりで手をつないで、「これからこの人をハズバンドとして、病気のときも健康なときも、いいときもわるいときも、一緒に頑張っていきます」というような内容のことを誓わなければいけなかったのですが、単に形式的にやっただけなのに(だって、もう日本での籍は1ヶ月以上前にはいっていたから)なんだか、「そうだ、よし、ふたりで頑張っていこう」と強く思えて自分勝手にじーんとしたのです。
ウェディングドレスに何百万もかけて、盛大な結婚式をして、マテリアルベースの結婚式なんてバカみたい、って思ってましたがそれにはそれなりの、なにかがあるということでしょう。みんながやるようにやる、という部分にもいいところが必ずあるということです。
このお話はクリスマスのお話だったので、特に宗教的なバックグラウンドがあるし、結婚式とはまた話が別だとは思うんですが、読み終わって思いついたのが結婚式のことだったので。
軽く読めるし、それなりにいろいろ考えるし、相変わらず文章がほんわかしていてよかったです。

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