プリリム恐ろしや

今日も寒いです。プルマン。でもお祈りしたおかげで雪は降らず、自称晴れ女としては嬉しいばかり。今日は久しぶりにプロジェクトミーティングでした。やっとのことでブローシャのアイディアをかきあげ、話し合い、金曜日にもういちどミーティングをしたら完璧になるはず。Valも、これでこのチェックリストをオフできるわねと言ってました。つまり、やらなければいけない事リストの中にあった、この項目も1コ終わり!と消せる、という意味。
そのあとは私がどうしても2004年の5月までに終わりたいという希望を申し上げ、そのためにスケジュールをいろいろと調整することになりました。私は、もし統計マイナーを続けるのなら(いや、やめるつもりはないんですけどね、やっぱりちょっと辛いですけど、でもがんばります)統計のクラスの500番台をあと3つ、コンサルティングのクレジットを2クレジット、そして栄養学のクラスは残すところあと1コになるんですね。だから次の春学期に統計のクラスを2コ、コンサルティングを2クレとって、ドクトラルリサーチプロポーザルのオーラルをやり、コミッティミーティングをやり、スタティスティックマイナーとしてのProgram of Studyを提出し、コンサルティングの時間をつかってデータ分析をおわらせ、夏にできれば統計を1コとって、夏の間にLit Reviewを書き、秋学期にはおそるべしPre-Limを受けて(でも9月には終わるらしい)そのあとすぐにディサテーション(博士論文)を書きはじめ、最後の春学期に栄養学のクラス、526をとってディサテーションも書き終え、できれば4月にディフェンスを、と思ってるんですが、Ph.D.プログラムにいる方で、このスケジュールが無謀だと思われるかたは是非助言ください。私はなんとかデュラボーだと思ってるんですけど(デュラボーって日本語でなんていうんですか?)。どうなんでしょう。


でも何が恐いって一番恐いのはPre-Limです。考えただけで鳥肌がたつほど恐ろしい。うちの学部のNutrition Programには、前の学期に友達のクリスティンが博士をとってしまって卒業したので(このまえベイビーシャワーをしたし、彼女はそろそろ出産なのです)現在実は2人しかPh.D.の学生はいなくて、もうひとりは仲良しのトレイシーなんですけど、トレイシーもPre-Limを次の秋学期に予定しているというので私もあわてて同じ学期にやることにしました。やっぱり仲間がいたほうがいいですから。「こわいよねー」「こわいわー」って言い合えるだけでも嬉しいし。
今日トレイシーと数時間ずっとしゃべってたんですけど、お互い同じ栄養学の博士課程にいるとはいえ、やっている分野が全く違うので、Pre-Limへの対策もかなり違うということで同意しました。つまり一緒に勉強しても意味ないね、という結論です。彼女はかなりクリニカルニュートリション(臨床栄養ですね)の分野なので、どちらかというと病理学と結びついた栄養学を中心に試験されると思うんです。逆に私は思いっきり臨床からは遠のいていて、微生物学とか生化学と結びついた栄養学なのでそっちを中心に試験されると思うんですね。でも栄養学の博士を与えるということについて、うちの学部は厳しいので、かなりベイシックな知識も試されるといううわさ。私今頃ナイアシンとかサイアミンとかの化学式書けっていわれてもかけないわ。Campy jejuniのセルモーフォロジーを書けといわれればできるけど。勉強のしなおしです。まぁ、いい機会なんですけどね。
だから来学期と夏学期は私にとって、今まで私が勉強してきた栄養学という分野の総合見直しの時期になりそうです。私は日本で活水に通っていたころから考えると、栄養学に携わってきたのはなんと11年。こんなに長期にわたってやってきた学問ですから自信がないといえばウソになるんですが、でもやっぱり学問は人間と同じで間違いや成長を繰り返しますから、今すべてを見直して、現在の情報にUp-to-dateしておくのも大事じゃないでしょうか。と自分に言い聞かせてます。あたし本当に栄養学が好きなんだわ、と思える1年でも数少ない瞬間のひとつでした。勉強はあまり好きじゃないと思っていたけど、今私がやっていることは好き。すごく。
トレイシーは多分私と同じ時期か、ひとつ前か後ろかの学期に博士取得を考えているんだそうです。この学期、Nutritionの博士課程はだれも合格しなかったのでしばらく私とトレイシーだけなので、わたしたちふたりの肩にのったプレッシャーも大きくなるばかり。来年はだれかフレッシュで明るい人(できればカワイイかすてきなひと)が博士課程に入ってきてくれることを祈っています。今この一文を書いて、私ってすごく贅沢にうるさいヤツだなあと思いました。いや、別に誰かが入ってきてくれればそれでいいんですけど。
今日は学校から帰ってきて、自分の新しいプロジェクトをはじめるぞ、とせっせと計画をたてていて、でも途中で飽きて、メッセンジャーをたちあげてみたところ、旦那のAさんが入ってきて、「コーヒーでも飲みにいくか」とデートに誘ってくれたので、そんなことめったにないので、嬉しくていそいそと出かけました。が、銀行に行って、ガソリンを入れて、アービーズにいって食事をして、横のカーウォッシュのところで5ドル札をクウォーターに両替えしていたらあっというまに彼のTAをしているクラスの時間になってしまい、デートどころではありませんでした。うちの旦那様は朝は早くにオフィスにいって仕事をはじめるし、夜は9時くらいにしか帰ってこないのです。しかも、やらなくていいのに、です。今日なんて夜の11時になると言っていました。実際に就職したらもっと忙しくなるだろうに、学生の今はゆっくりやればいいのに、と思うのは私の勝手なんでしょうねぇ。
でも前の日記に書いたとおり、今日は私も別口のデートがあるんですねぇ。この学期を最後に卒業してしまうYくんと飲みに出かけます。楽しみです。それでは行ってきます。
私信: Kくん、これみてたら連絡ください。メールアドレスなくしちゃった。実は日本に帰ったらあげたい物があるのよ。せっせと書いたクリスマスカード+熱いラブレターも添えた超大作です。お楽しみに。

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