Solaris

20021130_solaris.jpgSolaris (2002), (B+)
今日は外は強烈に寒く、わりと深い霧が一面に一日中たちこめていたので外に出る気があまりおきなかったのですが、旦那様が映画にいこうよ、というので行ってきました。邦題も「ソラリス」。ジョージクルーニーは年とってしまいましたねぇ。ほんとに。でも顔の輪郭、目眉の感じ、アゴ、などなどがうちのお父様に似てると思ってしまった私ってちょっとうちのお父様を美化しすぎ?調子にのりすぎ?お姉様どう思います?こんなこと書いたらジョージクルーニーファンのみなさんに殺されちゃうかな。いや、ウソです。似てません。感想は下に続きます。
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ソラリスは確か昔の古い映画のリメイク。話の筋がわりに難しいし、時間がズレながら話が進んでいくのでちょっと置いていかれそうになったりもしましたが、先日K-PAXを見ておいたおかげで何が言いたいかがちょっと分かりました。なーんて他の映画とつなげてどうする?って感じもしますが。あと、以前ににわか物理学にハマったときに必死で読んだ、人間の存在のプロバビリティみたいな話も出てきたので、おおお、という感じでした。たしか10の30乗の確率で分子が確かなんですよね。全然意味分かりませんが。まぁそんなかんじで、The Matrixを見たときのように、ちょっとまって、もう一度見せて、という感じでした。違いはThe Matrixはアクションが多くて展開が早いので楽しいんですけどソラリスはややまったり感があふれていた感じ。で、また反対されるかもしれませんが、やっぱりテーマは家族だった気がします。こだわりすぎかな。
原作自体が分かりづらいものだけど、私としてはオリジナルで使われていた、「服が脱げない」セオリーが好きでした。でも、やっぱり哲学な映画。ちょっと眠くなるかも。でもアイデンティティに悩むコンセプトは好きでした。
追記(3/28/2004):テレビで「イベントホライゾン」を見て、もう一度ソラリスのことを考えました。この映画、実はわりと良く出来ていたかもしれません。もう一度見ないとよく分かりませんが。少なくとも「スフィア」よりは良かった。

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