学校が１週間、Thanksgiving Breakということでお休み中です。いろんなことがありました。アップルカップはQBのジェイソンゲサーが故障し負けてしまい、わたしは抜け殻状態です。負けたのも悔しいけれど、とにかくジェイソンのケガが心配で、そしてそれをカバーできなかったキーガル（ライアンリーフのいとこ）の気持ちを思うと、もうそれはそれは心配で、ちょっとフットボールをテレビでみるのもままならないほどの傷付きぶりです。私はいったい誰なんだ。
翌日から私はAちゃんとふたりでシアトルにいってきました。Aさんはお留守番。旅行の目的はお買い物。私はちょっとしたカンファレンスとレセプションが年明けに続くので、それに使うためのスーツを買わなくてはいけなくて、その下見に行ったつもりだったんですが、気付くといつのまにか靴を２足も買っていて、スーツどころではなくなってしまいました。ので、なんとかセミフォーマルぽい服を買い（私の中ではなんとなく、アメリカのファインダイニングのウェイトレス風なんですけどね）満足することにしました。旦那様のAさんにも新しいお洋服をみつくろい、いいものを買うことができたのでかなり満足。
この怒濤の買い物ツアーを行ったのは月曜日だったんですが、その前日の日曜日はシアトルにお住まいのSさんをむりやり呼び出し、いろんなところに連れてもらったあげく、私たちのノンストップおしゃべりにつきあっていただいて、本当に楽しい時を勝手に過ごしました。Sさんはシアトル情報発信系の会社でお仕事しているのでシアトルの新情報を、それこそ必死で調べることもなく、何気なく知っているのでなんだかカッコイイ風で小憎らしいです。でも日曜日は私は体の調子が絶不調で（とりあえず目が悪すぎるし、貧血ぎみだし）なにもかもうまくいかず、ろくに楽しい話もできない上にお礼も言えず、なんだか申し訳なかったです。気分もとにかくブルーだったし。しかも歩きたくないとか、ワガママばっかり言ったりして。
で、月曜日に買い物をしたあとブルースリーのお墓をみにいきました。前日Sさんが調べてくださったのですぐに行けたし、お参りができてよかった。私はつい先日カンフーマラソンをテレビでみて、ブルースリーの魅力に今頃とりこになったので急に傾倒したのでした。お墓にはお花もろうそくもあって、いろんなひとがお参りにくるんだなーと思いました。お墓は写真付きの黒光りする立派なもので、私はついそこで調子にのってブルースリーにいろいろとお話をしてきました。聞いてくれたかどうかはさっぱりわからないけれど。
そしてベルタウンのFlying Fishというレストランで食事をしてホテルに戻ったのでした。夜は私がまた不眠症であまりにもつまらなかったのでその前日のすごい楽しいSさんのノンストップおしゃべりが恋しくなってしまってなんとか呼び出してみようと頑張ったのですが（ていうか呼び出そうとした理由はそれだけではなかったのもそうなんですが、そもそも「頑張った」のは私ではなくてAちゃんが私のために頑張ってくれた、というのが正解）とうとう連絡もつかず、私は不眠の夜をまたひとりで過ごしたのでした。Aちゃんも眠たくなるまでは一生懸命に気を使ってくれて私を楽しませてくれて、すっごく嬉しかったんですけど、やっぱり時間がくると睡魔には勝てず、すやすやと眠ってしまい、とりのこされた私は仕方ないのでベッドに横たわって月の光に自分の腕の影を映し出して一人で影絵ショーをしたりしてかなり寂しい楽しみ方をしました。私ってなんだかわびしいかも。
そんなこんなで火曜日の今日、プルマンに帰ってきました。明日から研究に勉強にまた気合いをいれなければいけません。頑張ります！