K-PAX (2001), (A-)
期待せずに観たので大泣きでした。最後にケビンスペイシーが言うことがググっときます。邦題は、「光の旅人 K−PAX」らしいです。
感想は下に続きます。
[ DVD | 日本語DVD ]
その、最後のナレーションは以下の通り。私が聞いた範囲なので間違ってたらごめんなさい(頑張って2回聞いて確かめたので大丈夫とおもいますが)。
こうやって書いてみると、まるでPHP出版の自己啓発系っぽくてチャチな感じになってしまいますが、でも映画を観てからこれを聞くと、そうだなって思えてしまうので不思議。相変わらず、私のツボのファミリー物ですので、それ系があまり好きじゃない人はあんまり好きな映画ではないかも。でも私はDVDを買ってもよかったな、と思えるほど結構好みでした。
追記(11/12):ある方からメールをいただき、私の前の日記で、映画K-PAXが「ファミリー物」と書いたことについて、それは違うのでは?と言われました。そうなんですけどね。ジャンルわけするとなると、サイエンスフィクション(Sci-Fi)だと思います。でも、私がダイレクターでもなんでもないんですけど、私が個人的に感じたのはやっぱりファミリー物だったなぁって思います。
私は映画は映画、エンターテイメントとして個人が感じるように感じればいい、ていう考え方なので、あんまりウンチクやダイレクターの「言いたいこと」とかをだらだら語るのはあんまりすきじゃないんですが、あえて、ここで語らせていただくと、やっぱり、K-PAXでは家族とかいう絆はない、という前提から始まり、Robertの状況はファミリーという観点からかわいそうすぎて、救いようがなかったこと、Bessの状況もファミリーを全部、自分のせいで失ったという意味で救いようがなかったこと、ほかの患者さんは家族に関係ない問題で、救いようがある、と判断されたこと、サイキアトリックの先生も自分からそのファミリーの絆を深めるチャンスを逃していること、というそういう事実から考えて、ひとことで言えば、家族のつながりは、言ったら地球上で一番大事なこと、くらいの勢いのメッセージだったんじゃないかと思います。違うかなぁ。まぁ、少なくとも私はそう感じました。でも映画なんていろいろメッセージがあるわけですしね。