見終わりましたよ！！北の国から２００２遺言。もう泣きっぱなし。あの富良野や羅臼の風景にやられます。ラティテュードが近いせいで、私の住むこの辺の風景に近からずとも遠からず。北のほうの歌などを思い出したり（知床岬とか、ドリカム（北海道出身ですよね）の歌とか）、鳥肌がたちっぱなしでした。
俳優さんとか演技とかそういうものを超えて、本当に風景だけでこのドラマの伝えたいものが伝わってくるという感じでした。私は結局このドラマと同じような時代を生きてきたわけなので（純は３１歳、私は２９歳）、しかも私は実はこのドラマは当初の連続シリーズはビデオで見たものの、スペシャルは見逃してないので、昔の映像、蛍ちゃんや純が出てくる度、なんてことはないシーンでも号泣できたのでした。単純な私。でも最後の駅のホームでの純の語りが、このドラマの全てだったなぁと深く思いました。五郎さん、素敵。
というわけで貴重なビデオを貸してくださったTさん、ありがとうございました。お約束通り、ビデオは又貸しでAちゃんに行く運命にありますので最終的にはAちゃんがお返しすることになると思います。それにしても私は日本での学生時代にHちゃんという今思えばかなり衝撃的にカワイイ女の子とふたりで北海道をレンタカーで回る旅をしたのですが、羅臼にも行きました。なーーーーんにもないところでした。夏だったし流氷なんてないし。でも小さなお店でイクラを食べました。イクラ丼を頼んだはずなのにどんぶりの中にはイクラ20、ご飯１くらいの割合でイクラが入っていました。これは私はイクラ丼ではなくてイクラを食べてるなぁと思ってひたすらイクラを食べ、最後にお会計しようとしたら、おじいちゃんが出てきて、分からない北海道の言葉で何か怒られたような気がしたので、びっくりしていたら、おじいちゃんは怒ったのではなくて、「イクラが大量にとれすぎているからお金はいらない」と一生懸命言ってくださっていたのでした。羅臼ってそんなところでした。
逆に富良野は観光客がたくさんいて、お花はきれいだし、湖もキレイだし、丘がいっぱいあって素敵だったんですけどなんだかこれといって思い出はありません。旅行なんてそんなもんなのでしょうね。丘はここ、プルマンのほうが壮大だしキレイだしね。お花も湖もこの辺はキレイだし。でも食事はあきらかに北海道の勝利です。また北海道行きたい気分になりました。日本全国の「北の国から」を見た人が同じように北海道に行きたい気分になったことでしょう。私ってかなりステレオティピカル。