ジャパンクラブの活動

先日、うちの大学、ワシントン州立大学(ワズーって呼ばれます)の新聞であるThe Daily Evergreenから取材を受けました。私がプレジデントを務めさせていただいてる、うちの大学の日本人学生組織、Japan Clubの取材です。Japan Clubの看板アクティビティは無料の日本語教室なのですが、その価値をだんだんとじわじわと認めてもらっている気分がして私も嬉しいです。
とはいえ、私は去年プレジデントになったばっかりの、いわば新参者で、日本語教室をやろう、と言い出したのも組織が小さすぎてなくなってしまいそうなのをなんとか持ち直させたのも私ではなく、去年まで、あるいはずっと前にJapan Clubの活動を地道に支えてきた日本人の学生のみなさんで、私は私が今できることを必死でやっているだけに過ぎず、こうして新聞の取材を受けたりするのはちょっとおこがましい気分がしてしまいます。でもまぁ、こうしてこれからを支えていく役割の一端を担うことができてちょっと嬉しい気分もしますが。


それで今日はその日本語教室、Japanese Conversation Class (JCC)の日だったんですがクラスにその新聞から派遣されたカメラマンの人がきたんですね。それでちょっと思ったんですけど、やっぱり学生の新聞とはいえ、メディアっていう感じがして、それはあんまり気分のいいものではありませんでした。正直に言って。
だいたい、取材されたと最初に書きましたが、実はすごいんです。メールがきて、是非取材させてほしいって書いてあるんですね。それで快く、もちろん喜んで、という内容のメールをかえしたら、エディターの人が「私のオフィスはここだから何曜日の何時にきてください」って書いてあるんです。取材って、取材されるほうがいくものなの??と私は何かがおかしい、と思ってしまいましたが、まぁそっちに行くほうがなにかと便利なんだろうと思って結局その人のオフィスにいったのでした。そしていってみると、なかなかいい人っぽい女の人だったんですが開口一番、「あーやっときてくれた!何度電話しても留守電になるんだもん、留守電きいてるの?」とちょっと責め口調なんです。それって取材する側の態度?とちょっとムっとしてしまいました。でもまぁ、正直言って、「取材してやってるんだ」というような雰囲気はきっと彼女にもあるっぽい感じ。
そして今夜はカメラマン。もうクラスが始まって、今日のインストラクターだったAちゃんが話しはじめたのにもかかわらず、「ちょっとまって、あなたの名前は?」とクラスをさえぎって名前を言わせたあげく、教えてる最中のAちゃんの至近距離(20センチくらい)にカメラを向けて、生徒に教えるどころではないし、だからといって早めにきて、写真をとっていいかどうかの確認もないし、いい感じとは程遠い感じでした。個人的に人はいい人っぽかったんですけどね。で、というわけでしばらくしたら新聞に載るんではないでしょうか。
土曜日のレクチャーのためのリサーチを今日は半日してたんですが、いろいろ面白いのがありますねぇ。土曜日が過ぎたら是非それもここで紹介しようと思います。ところでシアトルで買ってきた本ですが、あまりにノリが軽すぎて(字も大きくて)今日読んでしまったんですが、石川五衛門ではないですけどまたくだらんものを読んでしまった、っていう感じです。ほんとに。でもホントにくだらなおもしろかったです。アメリカ人ってホント、高校生活がかわいそうだなーって泣けてきます。高校時代が楽しかったと思える人なんてほんのひとにぎりじゃないでしょうか?映画、American Beautyをみればよく分かるんですがPopularであることとかOrdinaryでないこととかにオブセスされすぎです。アメリカの穏やかな小さな町などではよくSchool Shootingとかありますが、きっとそういうのがものすごく関係してるんでしょうねぇ。ホントに。ところでAさんがシアトルで小田実(まこと)さんの本を買ってきたんですが、私が3回くらい連続で読んだ興味深い本なのでまた今夜借りて読みなおししようかなーと思っています。楽しみ。

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