Traffic

20010114_traffic.gifTraffic (2000), (A-)
重い映画でしたが、私はよかったと思いました。途中で、「2通のレター」に関するジョークがあるんですが、それもよかったです。どんなジョークかは下のほうにバラしておきます。映画を見たい人は見ないでくださいね。このジョークを裏から見ることで、「これは誰にもどうしようもない」と完全に絶望的に思えることでも、誰かが何かをしなくちゃいけない、ということですね。無理でも、何かをしようとすることが最初のステップだということ。絶対なくなる問題じゃないけど、なくすようにする努力は無駄じゃない。日本だと「いじめ問題」とかもそうかもしれませんね。レベルが随分違いますけれど。考えさせられました。邦題も「トラフィック」。
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2通の手紙のジョークについて:
Khruschevが追放されたとき、彼は2通の手紙を後任者に残した。最初の手紙は最初に出会う重大な局面において開けるように、と表書きされており、中には「すべてを前任者のせいにせよ」とかかれていた。2通目の手紙には、次の危機で開けるように、と表書きされており、開けてみると中には「手紙を2通かくべし」と書かれていた。

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