元旦遍歴

ホント、「もういくつ寝るとお正月?」という日付けになってきましたね。でも雰囲気としてはアメリカで「年の暮れ」というのを実感するのは難しいです。あまりにもいつもと変わらない毎日なので。やっぱりクリスマスが大きすぎてお正月はちょっと盛り上がりにかけます。
ところで私が初めて渡米した1996年から1997年に変わる元旦はシアトルで迎えました。スペースニードルから出る花火をアルカイビーチから眺めました。確かにキレイだったけれど、わたしとしてはもっと賑やかな感じの方が好きだったかも、と思ったのを覚えています。翌年はカリフォルニアはローズボウル。1998年になる瞬間はディズニーランドでカウントダウンでした。人がいっぱいでもみくちゃにされながらもとっても楽しかったです。でももうあの人混みはちょっとイヤかも。そしてその次の1999年と2000年は日本。1999年はひさしぶりの帰国だったので飲み明かしたりしていてあまり覚えていません。2000年は阿蘇で楽しい元旦でした。白水温泉にも入ったし。


というわけで何が書きたかったかというと、2001年の新年は初めてプルマンで迎えるということです。予定としては、おにぎりと、インスタントのお味噌汁パックと、お湯を入れた水筒をもって、プルマンで一番高いと思われる、オブザベイトリーのある丘に行って初日の出を拝もうかな、という感じ。でも予定は未定です。Valとかも予定があるかもしれないことだし。
最近たてつづけに映画をたくさん観ました。映画館でも観たし、DVDでも観たし、明日、トムハンクスのCast Awayを見に行くつもりにしています。これはアカデミー候補として強いらしいのでものすごく楽しみ。ところで副業としてやっていた翻訳の仕事もやっと終わりました。これは結構辛かったです。どうしてかというと、下のような翻訳だったから。

日本語から 英語へ
スルファジメトキシン Sulfadimethoxine
チアンフェニコール Thiamphenicol
22, 23-ジヒドロアベルメクチン B1a 22, 23-Dihydroavermectin B1a
高速液体クロマトグラフ法 High Performance Liquid Chromatography

というような感じの特別な単語を英語にかえなければいけなかったのでした。でもまぁ、終わって本当によかったです。実際の話、こんな単語が全部で42コありました。Amino Glycocide Antibioticsくらいだったら私も授業などで使うので最初から分かっていて大丈夫でしたけど、農薬の名前とかになると「きゃー勘弁して!」と叫びたくなりました。
来年の抱負なんていうのは書いておくと年の終わりに自分を顧みる(というより省みるという感じかしら)意味でいいと思うので書いておきますが、来年は「余裕を持つ」ということにしたいと思います。時間的にも、気持ちの上でも、私は常に余裕がなく、切羽詰まらないと動かないタイプなので、来年くらいは余裕を持ってやりたいと思います。あと、これは私の人生のテーマといってもいいのですが、「探し物の人生」というものに早くピリオドを打ちたいです(でも多分無理)。「あれ?あれはどこ?」「さっきまでそこにあったのに?」と私はいっつもいっつも言っている気がします(気のせいだけではない)。私は1日の少なくとも1/10くらいを探し物に費やしていると思います(ちょっと大袈裟)。この探し物の人生、やめたいですねぇ。他の遠山家のみなさんはどうでしょうか。うちは結構「探し物家系」だと思うんですけど。
御年賀状ですが、今年は理由なく、個人的に中止です。そのかわり、といっては何なんですが、来年の初めの更新でごあいさつさせていただきますね。皆様良いお年を。

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