ホームステイすることにしました

ひさしぶりに更新しています。やっぱりセメスターの終わりはぎゅっときますね。スケジュールが。今までサボっていた私が悪いんだ、と自分にいいきかせながら頑張っています。
ところで私は引っ越しをしました。物理的に。私のアドバイザーである、Dr. Val Hillersの実家にホームステイです。私もやっと、アメリカ生活を「長い」と言えるようになってきましたが(4年半)、実はホームステイをするのは初めてです。あ、強いて「アレ」をホームステイというのなら、イギリスのキャットフォードというロンドン郊外の家に数日お邪魔させていただいたことはありますけれど。


アメリカのお家といえば、もちろん豪邸というのはカリフォルニアなどではプール付き、メイド付き、車三台、などなど果てしなくありそうですけれど、普通のお家は、割にこじんまりしていると思います。貧乏とかそういうことではなくて、「必要ない」という合理的な考えっぽいです。現に、私がいまホームステイしている先生のお家はリビングひとつ、コンピューターなどがある書斎がひとつ、キッチンがひとつ、寝室がひとつ、という1階に、3つの小さなベッドルームとこじんまりしたリビングがひとつ、という2階がついています。下にはキレイで最高の水圧を誇るシャワールーム+トイレがあり、2階にはバスタブ+トイレがあります。こうやって書いてみると、やっぱり広いのかもしれません。だって実はよく考えたら、広いバックヤードはあるし、地下室はあるし、ガレージも車三台置けるし(1台しかないけれど)、小さいけれど5人で普通に食事ができるバルコニーはあるし。あれ、この話を書きはじめるときは、「アメリカの一般家庭の家は小さい」ということを書くつもりだったのに、結論は「やっぱり大きいかも」ということになってしまいました。まとまりがなくてごめんなさい。
環境、というのも大きいと思うんですよね。日本みたいに、お隣さんと1メートルも離れていないところに家があると、やっぱり大きい家は大きく見えてしまうのかもしれません。ここプルマンのような地平線さえ見えてしまう田舎町にぽつん、と大きい家があっても小さく見えてしまうのかもしれませんね。
シュミレーションで人を生活させたり、家を建てたりできるThe Simsというゲームは有名だと思うんですが、実は今私はそれにハマっていて、それでうちの家族である父、母、姉と私を4人で生活させてうちとほぼ同じ間取りの家を建てて遊んだりしているんですが、今度Valのお家もやってみようと思います。そしてうちの家と比較してみるのも面白いかもしれません。今度やってみます。 うちとの比較だったら余裕でValの家のほうが大きいかもしれませんが。ところでこのThe SImsというゲームは、遊んでいると登場人物や作った家などをまとめてウェブページにしてしまうというすごい機能がついているので、Valの家ができたらWeb上で公開してみるのも面白いかもしれませんね。
ところで私は2階のベッドルームひとつと、8畳くらいありそうな、でも家具がカウチとデスク以外ほとんど何もない部屋をもらいました。ベッドルームは寮の部屋顔負けの狭さですが、私のセカンドマシンであるPowerBookちゃんを置いているこの8畳の部屋はなかなか広くて、どうやって使おうか考えてしまうほどです。Valは来年の夏までここにいなさい、と言ってくれているのですが、これから1ヶ月くらいとりあえず、ここで過ごしてみて私の生活に合うのかどうなのかを見てみようと思います。それにしても本当にいいアドバイザーに出会えて良かったです。私が生きてきた人生の中で出会った人の中で、いっちばんいい人のような気がする(すぐ話を大きくする私)。
実はホームステイすることになったのは私だけではなく、Valのだんな様である、Joeの昔の生徒だった、Katieという獣医学部の生徒さんも一緒です。彼女は私よりちょっとだけ広いベッドルームに寝ることになりました。まぁ、私は2部屋なので文句は言いませんけどね。というより、多分身長も体重もわたしよりずっとありそうなので、広い部屋が必要なのでしょう。彼女は忙しそうな人で、滅多に会わないのであまり会話することもありません。まぁ、仕方がないですけれど。
さて、最後のクラスの宿題も書き終えたことだし、明日は1日かけて、Society fo Nutrition Education (SNE)のシンポジアのためのアブストラクトを書こうと思います。私は以前にも書いたかもしれませんが、「物事を簡潔に伝える」という能力に欠けていて、アブストラクトを書くのはとっても苦手です。三枚のペーパーを書きなさい、と言われると絶対最初のドラフトは5枚くらいになるし、5枚といわれると8枚、10枚と言われると15枚、という感じでただただダラダラと書き連ねた文章をどうやって簡潔にするか、ということに時間を裂く情けないハメになります。そしてこの私を苦しめる今回のアブストラクトの最大単語数は、たったの250単語。そんなの私無理じゃない????と思ってしまいます。先日、Institutioon of Food Technology (IFT)のためのアブストラクトは300単語で、あれでヒーヒー言って、最後にはValに泣きついて短くしてもらったのに。さらに50単語も少ないなんて泣きそうです。でもやるしかないので頑張りますけれどね。
というわけでなんだか忙しいですけれど元気にやっています。プルマンは雪のあとの雨と嵐で、まるで普通の道がスケートリンクのようになってしまいました。転ばないように気をつけます。

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