とうとうこの日がやってきました。初雪です。去年は帰国していて、初雪を逃しましたが、1998年はプルマンは11/9に初雪が降ったみたいです（1998年11月10日の日記参照）。そしてどうやら1997年は12/8だったみたい（1997年12月8日の日記参照）。ということは、1997年は本当に暖冬だったの？という気分です。でもそれ以前にも異常に寒い日々が続いていたような気もしますが。それにしてもそのろの日記は、フォントも大きく、画像も大きく（これはリンク切れで、今は画像は見えなくなっています）、なんだか幼稚に見えるので面白いですね。文体も結構違うかも。ところで写真は、今私が住んでいる寮のドアの前。この寮は長屋のようになっている寮で、ひとりひとつづつ、中庭のようなものがあります。
私はそこに自転車を置いているのですが（日本大学の商学部の学生さんにいただきました！）、それもすっかり雪に覆われてしまいました。自転車が痛んじゃう！と思ってしまいますが、どうしようもないのでこうして写真をとるしかないのでした。わりと大きめの粒の雪がどんどん降っているので、これはきっと積もるでしょう。おととい、オフィスメイトのDebbieと話していたときに、debbieはその日に車のタイヤをスノウタイヤにかえる、と言っていたんですが、正しかったですね。Aは、今日、雪を見てあわてて行ってました。昨日の夜のクラスで、私のクラスメイトたちはみんな、「今夜から降るらしいよー」と言っていたので、みんな用意はバッチリだったんでしょう。
昨日のクラスといえば、私は血中の鉄分の量が、女性の生理のときには普通より下がる、というペーパーについてプレゼンテーションをしていたんですが、そのクラスの今現在の先生であるDr. Masseyが、私のプレゼンテーションの途中で私をさえぎって、「今はブッシュが何ポイント、ゴアがナンポイント」などなど伝えてくるので本気で怒りそうになりました。もちろん大統領選挙は大事なことで、みんなも興味があるし、伝えたいだろうけれど、「あんた私のプレゼンテーション聞いてる？」という気分になるのは私だけではないはず。というより、多分あんまり聞いてなかったと思う。クラスが終わったあと、みんな怒ってました。クラスに来ている以上、そのあとに結果がわかればいい、とみんな思っているので、そんな緊急ニュースみたいにレポートしなくていいのにね！という感じ。私も結果が気にならないわけではなかったんですけれど、みんなの意見に賛成でした。
大統領選挙といえば、一夜明けた今日、またフロリダの開票をやりなおしているみたいですね。プエジデンシャルディベイトを見ていて、私が思ったのは、ブッシュ氏はカリズマティック、ゴア氏はちょっと頼り無さ気、ゴア氏の方がブッシュ氏よりも頭が良さそう、性格も良さそう、政策的にはブッシュ氏が現実的、でも貧乏な人やお年寄りが増えるアメリカにとってはゴア氏の政策の方がもしかしたら良いかも、というような感じだったんですが、結局もし、私がアメリカ人だったらゴア氏かもしれませんね。直感的に、ブッシュ氏を好きになれないというちょっと申し訳ない理由で。ワシントン州はゴア氏でした。オレゴンやアイダホは完全にブッシュ氏みたいです。でもみんな、基本的にはゴア氏かブッシュ氏か、という観点より、リパブリックかデモクラティックか、という観点で見ているような気も、しないでもないです。どちらがなるにしても、アメリカの好景気は当分続くでしょう。
今日はこんなところでしょうか。ちょっとやらなければいけないことがたくさんあるので、雪が降り続くのは気にせず、セントラルヒーティングがきいている、ぬくぬくの寮の部屋か、オフィスか、どちらかにこもってやるべきことをやろうと思います。