アイダホ大学のキャンパス紹介

今日はMidweekで私はわりと時間のある日だったので、朝から部屋の片付けなどをしました。そしてAがMoscowにクラスを受けに行くというのでついていくことにしました。というのも、Aが言うには、最近(といっても夏くらいかな?)University of IdahoにはIdaho Commonsというキレイなビルが出来て、そこが生徒の集まる場所になっているというのです。しかもなんだか楽しいらしい。そこで私もついていくことにして、Aがクラスを受けている間は、そのビルにあるSeattle’s Best Coffeeで本でも読んでいればいい、ということになったのでした。アイダホキャンパスはとてもキレイで、のんびり外を歩いていても、秋の色がたくさんで、思わず写真をとってみました。本当にまっ赤ですよね。写真だと実物の半分くらいしか美しさが伝わらないような気がしてちょっと残念です。ちょっと重いかもしれませんが、アイダホの写真以下に続きます。


これもキレイでしょう?アイダホ大学、美しさと丘の少なさではかなりプルマンキャンパスより上をいっていると思われますUniversity of IdahoのキャンパスはWashington State Universityのキャンパスと違って、丘がないのがとってもいい感じです。うちの大学だとどこかに必ず私にとっての「心臓破り」の坂があって、だいたい数時間歩くだけでヘトヘトになりますが、Idahoのキャンパスはいいですねぇ。去年1年間、2コのクラスをそのキャンパスでとったのですが、だいたい車で行って帰ってくるだけだったのであまりその良さが分かりませんでしたが、今日はゆっくり歩いてみて、心のそこからうらやましくおもいました。
Aの言うとおり、Idaho Commonのビルはとてもクリーンなイメージで、フードコート、ブックストア、コーヒーショップ、ラウンジ、インフォメーションセンターなどなどがきれいな配置で並んでいて、太陽の光がたくさん入るようなデザインでとっても素敵でした。まずこの写真はそのIdaho Commonsのドア。このフォントでこの色あいの字が、このビルのいろんなガラス部分に書いてあってとってもかわいいです。Book Storeとか、Coffee Shopなどなどとなっています。1階はフードコートのようになっていて、その上はコーヒーショップとブックストアがあります。
これがそのSeattle’s Best Coffee。現金とチェックしか受け取ってくれないのを知らなくて、デビットカードを差し出してしまったんですが、それでもにこやかに優しくしてもらいました。すぐ近くにATMマシンがあったので平気でしたけれどね!私の偏見かもしれませんが、大学町であるプルマンにくらべて、いろんな職種の人々が住んでいるモスコウはどちらかというと少しオープンのような感じがします。違う言葉でいえば、プルマンがちょっとコンサバティブという感じでしょうか。でも、プルマンもいいところだし、私はアジア人だからといって一度も嫌な目に会ったことはありませんよ。
そこにあったテーブルについて、コーヒーを飲みました。上にも書きましたが、これがその窓に書かれた字。かわいいでしょう?裏返しなのでちょっと読みづらいでしょうけれど、Coffee Shopと書いてあります。それにしても外の木々がすっかり秋の色でとってもキレイでした。本当にこんなよそのキャンパスでこんなにリラックスしてもいいの?というほどゆっくりしました。
コーヒーショップの近くにあるBook Storeはプルマンのそれにくらべると小さめですが、よくよく見るといろんなものが置いてあって驚きです。これはマックユーザーにしか分からない驚きかもしれませんが、ほら、OS X Public Betaがいくつか、そしてアカデミックプライス(250ドルくらい)のOffice 2001 for Macのかわいいパッケージ(黄色くて丸いもの!)がいくつも。しかも!これの一番上をみて下さい!Apple Pro Mouseまで売ってあるんですねぇ。でもこれはアカデミックプライスといっても$59します。買いたい気分になったけれどやっぱりマウス一つにこれだけはお金かけれない。ということで本屋さんで本を買って我慢しました(?)。
そんなこんなで楽しくアイダホでの午前中を過ごしてきました。その後は、Wal-Martに寄ってもらって、生活必需品の補充。あとハンドミキサーが欲しかったので見ていたら、なんと7ドルでよさそうなのがあったので購入してきました。今度また、ワッフルを作るつもり。
午後4時くらいからは、Aが、Geology(地質学)の講演会に行くというので一緒に行きました。というのも、ハーバード大学の教授がわざわざこんな田舎まで講演に来てくれているという話を聞いたからです。しかも、その内容は、The Snowball Earthというもので、いまから600〜700ミリオン年前(ということは、6〜7億年ということ?あー計算苦手)の地球は氷河に覆われていた(まっしろな雪だるま状態だった)、ということについてのお話だったんです。エベレストのチョモランマでさえも。私はまったく詳しいことは分かりませんが、その先生がおっしゃっていた、「その氷河期の後の、グリーンハウス効果(温室効果)の証拠が、その氷河期が実際にあったという証拠になる」という理論に「へぇ!」と思いました。何かを連想させる感じ。つまり、氷河期を原因としたら、温室効果は結果なんですけれど、「結果の証拠が原因の証拠を証明する」ということですよね?なんか文章にすると(しかも私がやると)めちゃめちゃに見えますが、結構あたりまえのやり方なのかもしれませんね。また目からウロコ、という気分。
今日は水曜日。昨日はプレゼンテーションもペーパーもうまくいきました。終わったらなんだか達成感があって、ちょっとハイになりました。こういうのは本当に嬉しいですよね。あと、クラスメイトのCorinやGladysに週末のパーティに誘われました。最近へんに仲良くしていたのでこういうことになったのですが、多分残念ながら行かないでしょう。私は方向音痴で、「このストリートの505だからね!」と言われただけではさっぱり分からないのです。忙しくてなんとなく聞き流してしまったし。万一今週中にふたりに会うことがあれば、もう一度聞いてみる努力はしてみますが。それにしても今日は日頃考えないことをいっぱい考えたので楽しかったです。明日はまたお仕事。ラボです。頑張ってきます。

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