プルマンに帰ってきました

まるで避暑地のようなプルマンからの更新です。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私はバチアタリにも、8月15日の日のフライトでアメリカに戻ってきました。この日しかチケットがとれなかったのでした。どういうわけなのでしょうねぇ。日付変更線を越えるので、同日のお昼くらいにシアトルに到着。そして、入国審査を受けて、カスタムを通るときに自分の荷物についているタグをみたら、私はちょっと倒れそうになちました。2コ預けていた荷物のどちらのタグも、行先が「SEA」となっている!!!どういうことかというと、この「SEA」というのはシアトルタコマ国際空港の、空港略号、とでもいいましょうか、とにかく3文字で表す言葉なんです。ロサンゼルスの空港は、「LAX」とか、関西国際空港は「KIX」とか、アメリカ人には笑われるけれど、私がいつも利用する福岡国際空港は「FUK」とか(イケナイ言葉みたいですもんね)いろいろあるうちの、ひとつ。


シアトルに到着して、その「SEA」という記号で何がいけないかというと、私はそこからスポケンというところまで乗り継ぎなので、その記号は「GEG(スポケン国際空港)」というモノでないと、スポケンまで運んでくれないということなのでした。だからつまり、私はそこから重い荷物をメインターミナルに送るベルトコンベアにのせて、チケットカウンターのあるメインロビーまで地下鉄にのって(シアトルタコマ国際空港は地下鉄で移動しなきゃいけないんです)、そしてターミナルのバゲージのところで受け取って、せっせと運んで、アラスカエアラインか、ホライズンエアラインのどちらかのチケットカウンターでチェックイン作業をしなきゃいけないということなんです。福岡空港のお姉さん、私はちょっとだけ恨みましたよ。「GEG」のシールさえ、いつものようにはってくれていれば、私はラクラクゲートチェックインができたのに。
でも今思えば、福岡空港でチェックインしたときに、バーコードなどを印刷する機械が壊れていて、「30分後にまたお越しください」なんていわれて、機械から無理矢理だしたような、ボロボロの搭乗券をもらって出発したので、あのお姉さんたちも混乱していたのかもしれませんね。まぁいいです。時間はたっぷりあったことだし。
それからチェックインしてみたら、ホライズンのお姉さんが、「あら、時刻改正で、あなたのリザーブしたフライトはもうないわ」などとおっしゃる。私がチケットを買ったのは5月なんですけれど、そんな時刻改正さえも見越していないチケットを売ったのでしょうか。それから手続きをしてくれて、アラスカエアラインの2466という便にのることになったので、C10というゲートで待つことになりました。待つ事1時間。それからゲートに人がきたので、そろそろ搭乗できるかな?と思っていたら、「フライト2466はキャンセルになったので、手続きをします」とおっしゃいました。それでまた並んで手続きしていたら、私の場合はもともとがホライズンからの移行なので、ホライズンの同時刻のフライトのチケットがとれる、というラッキーなことになって、変更してくれました。そして、そのお姉さん、「今きっと搭乗している時間だから走ってね!」と言いました。ゲートはD2。走りましたよー。もう。そんなこんなでちょっと空港でトラブル続出でそれだけでヘトヘトになってしまったのでした。スポケンに到着したのは3時ちょっと前。
Aに迎えに来てもらうことになっていたのですが、連絡はつかないし、私がこの便にのっていることは知らないだろうし、どうしよう?と心配していたのですが、タマタマ、PullmanにいるHという共通の友人に連絡をお互いとったので、無事会えました。安心しました。そして急いでPullmanへ。私は仕事始めなので、それからその足で学部へ行きました。数人の人々に無事会えて、翌日のアポイントメントもとって、それからAの部屋へ。私が2ヶ月日本に帰っていた間、荷物をすべて預かってもらっていたので、それを受け取りにいったのでした。私の膨大な量の荷物のせいで、Aの部屋は3分の1の狭さになっていました。それから寮にチェックイン。ローリーという気のよさそうな人が助けてくれて、無事に部屋に入りました。荷物などいろいろ入れて結構、引っ越しも済ませて、その日はゆっくり眠りました。
翌日は早朝に目はさめたものの、なんとなく眠り足りなくて、もう少し。と眠ってみたら、起きたのは午後の2時でした。1時にH先生とミーティングがある!と思ってしまった、遅れた!と思って「Jet Lagで寝坊しました!」メールを出して、その足で先生に会ってみたら、先生が、「You do have jet lag!」といって笑うので何かな?と思ったら、約束はその日ではなくてその次の日だったとのこと。私は約束に遅れたのではなくて1日早かったらしいです。情けない。
でもせっかく来たので、ということでいろいろとお話して楽しかったです。それから仕事をもらっているD先生にも会いました。あまりうまくいっていないこの先生と私。。。でも少なくとも表面的には優しくしてもらいました。ちょっとホッとしました。そして仕事の山。コピー、そしてコピー、コピー、という感じ。それをドーン、とくれて、ちょっと圧倒されていたら、「まだあるから今度は月曜日にね」と言われてしまいました。はぁぁぁぁ。このコピー、コピーマシンにまかせてそのまま、というタイプのものではないのにもかかわらず、大量にあるので、10分おきに用紙を変えたり、書類の設定を変えたり、などなどしなくちゃいけなくて、しかも全部で5時間もかかるというシロモノでした。結局その間に何か他のコトができるわけでもない、というもの。それは翌日の午後に、学部のコピールームを占拠してむりやり終わらせました。
コピーのおわったその後はAと、Hと、Yさんと4人でポットラッチ(?)というところにある、Lone Jackというステーキ屋さんに行ってきました。おいしかった!ココは、オフィスメイトのDebbieが、「おいしいよ、特にデザートのチーズケーキが!」というので一度いってみたかったところ。雰囲気も田舎のステーキハウスといったかんじで、私はスキな感じでした。私は少食なので(というより、食事はあんまり食べないけれど、おやつを人の2、3倍食べて効率良く太るタイプ)、6オンスのプチステーキを食べたのですが、Yさんが頼んだ、16オンスのステーキはすごかった!!!480gもあるらしい。でも全体的にいろいろと美味しいお食事でした。
そしてこの2、3日は自分の研究のデータをせっせとまとめたり、身の回りのことをしたりなどしました。あ、今日はAが買っておいてくれた、Talented Mr. RepleyをDVDで見ました。結構怖かったけれど、思っていたほどは良くなかったかも。でも私は盲目的にマットデーモンが好きなのでいいです。文句なく。あの人は、実はそんなにハンサムというわけではないのに、あの魅力はなんなんでしょうねぇ。ギャラガにイーサンホークと出ていた、イギリス人俳優の、Jude(?)という人が文句なくどこからみてもハンサムなのにくらべると、結構差は激しいのに。あと、いろいろなところにJazzが出て来て、2年前にとったJazzのクラスのことを思い出したりしました。あのクラスって、だいたいカバーしてたんですねぇ。見どころはマットデーモンが本気で歌う、Jazzの歌かもしれません。結構上手でびっくりしました。あの人はいろんな才能があるんですねぇ。
明日からダイニングセンター(学食)が開くので、久しぶりなのもあってちょっと楽しみです。今度またゆっくり、8月の前半に日本で行ったところ、やったこと、などなどについて書きたいと思います。

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