カタカタ

今日はショッキングなことが起こりました。こういうことを書くと、うちの過保護なお母さまが心配するといけないとも思ったのですが、自分で考えれば考えるほど、ショッキング&笑えるので、書いておこうと思いました。
私はもともと貧血気味なところがあって、朝は普通に目覚めることができるものの、すぐ貧血で倒れたりするんですね。私の見かけ(骨太、全体的にデカいつくり)に反した、貧血性質なので、私もちょっとイヤなんですけれど。だって、貧血ってやっぱりか弱くて色白の細い女の子、というイメージがあるから。私の貧血は豪快ですよ。クラっときてドーン、と倒れそうになります。みんなびっくり。


頻度は、というと、自分の健康状態、栄養状態、精神状態のどれにも関係なく、そうですね、月に最低2回くらいは訪れます。だいたい、朝ですが、夕方や夜に起こることも多いです。だから自分ではわりと慣れてるんです。こういうのに慣れるというのも何なんですが。で、対処法としては、「あ、くる」と思ったら、取りあえず、座ります。自分がどこにいても。座るというのも、余裕さえあれば、ペタン、と座るのではなくて、「腰掛ける」ことができるところに座ります。石段とか、椅子があったら完璧。とりあえず、頭に血をのぼらせることが大事なので、座った状態で、頭を低く低く、足首くらいまで下げて、血を頭にあげます。すると、クラクラして真っ白だった世界はだんだん普通に戻るんですね。そう、そうなんです。気を失うとき、視界がだんだんなくなりますが、そういうとき、世界は真っ黒になるのではなくて真っ白になるんですよ。眩しいくらいに。
前にも書いたように、私は大柄なので、倒れると危ないんです。本気で。貧血そのものよりも、倒れて頭などを打ったりするのが一番心配なんですね。だから、「あ」と思った瞬間に座る、という技術を身に付けてからは、貧血はそこまで苦にはならなくなったんです。でも、今日は違いました。ちょうど、Aさんとしゃべっていたときに、きたんですが、今までのように、「前ふり」がなかったので、気付いたら、床に座り込んでいて、「あれ?また倒れてたのかな?」という感じでした。そしてその時そこにいた、 Aさんの顔!!仰天してました。もー、ホントに笑えるくらい、驚いてました。
話にきくと、私は突然、ぽーん、と真横に倒れはじめたそうです。そして驚いたAさんが、逆側に私を引き戻そうとしたら、今度はそっち側にぽーん、と倒れそうになったので、これはいけないと思ってゆっくり床に寝かせたらしいんですね。そしたら!私ったら、目をがっと開けて、全身硬直したまま、カタカタカタカタッと震えはじめたそうです!!!なんか、笑い事ではないけれど、すっごーーーーく面白い!!それが15秒くらい続いて、マバタキさえしないので、Aさんが、心配していろいろと大声で話し掛けたりしたそうなんですけれど、私はしばらくしてから、急にパチっとマバタキをして、むくっと起き上がって、まるで何ごともなかったかのように、「ああ〜、立ちくらみしちゃった〜」と言ったそうです。私、それを聞いてから、もう床をばんばんたたいて笑いすぎて苦しかったです。なーーーにが、「ああ、たちくらみしちゃった」なんでしょうか!もう、自分のことですけれど、超おもしろい。あ〜、これを読んで、心配してしまう人もいるんでしょうね。「それってヘンだよ」って。でも大丈夫です。いつもの貧血と同じ気分、同じ症状なので、自分で分かります。ただ、突然きたので自分で対処ができなくてこんな大袈裟なことになってしまっただけ。あー、面白かった。
でもまあ、ちゃんと気をつけようとは思いますけどね。あんまり急に行動したりすると、貧血になりがちなので、ゆっくり行動したりするようにしたいと思います。でも、私は、2年くらい前に、キャンパスの芝生のところ(詳しく言うと、ニールホールという数学の学部のビルのある丘の芝生)で同じように倒れてしまって、そこを歩く前に受けていたクラスのクラスメイトに発見されて、そのころ住んでいた、マッカーカンという寮まで知らない間におんぶされてつれていってもらったという経験もあるんです。気付いたら、マッカーカンの近くで、彼の背中の上でした。「ん?なにが起こったの?」ととっても緊張したのを覚えてます。そのクラスメイトの男の子とは、ちょうど、その日初めて、隣に座って、タマタマ、「オンキャンパスに住んでるの?」という話で、「ウン、マッカーカンだよ」という会話をしていたので、助かったのでした。今思えば、その人も、めちゃめちゃ驚いていたかも。もしかして、私、そのときもカタカタカタってしてたのかも。きゃー恥ずかしい。
さて、その貧血事件以外は、今日は普通に一日が終わりました。今日は午後にDarcelに久しぶりに再会して、うちの学部のコピーマシンを使わせてもらえるように事務の人に申請してもらいました。日本に帰国するまでの間は使えそうです。また、来学期に、FSHN 120のクラスを教えるので、それ用にはまた8月に手続きをしなくてはいけないみたい。面倒ですけれど。
それから木曜日のアポイントメントをとって、その後アドバイザーのオフィスに寄って、ちょっとおしゃべりして帰りました。アンケートを600部コピーしてもらうように頼んでおいた、Cougar Copiesにも寄って、ピックアップしてきました。結構高くて、$305もしたんですけれど、よく考えたら、コピーだけじゃなくて、ステイプルしてくれたり、ちゃんと順番に並べて折ってくれたりしたので、まあ、そんなものかもしれませんね。そして、郵便局に行って、荷物を二つ、日本に送りました。
ところで、今日メイルボックスをのぞいたら、 DVDが届いてました。アメリカ人はみんな(?)持ってる、Tae-boのDVDです。私はこの夏、このTae-boをやろうと思ったのでした。週に3回くらいですけれどね。今日、さっそく1時間くらいワークアウトしてみましたが、結構面白いし、汗をいっぱいかいたけど、キツくなかったです。実は、楽しかったかも。時々、やろうと思います。モスコウで、カジノでもうけたお金でナイキのトレイニングアウトフィットを購入したことだし(形から入る私。父親ゆずり)、さあ、どのくらい続くことやら。あ!!!続く、で思い出しましたが、私が以前このページでやりはじめた、食事記録ダイエット、すっかり書くのを忘れてましたが、大成功のまま終了しました。全部で3キロ、2ヶ月くらいでやせました。あの日記にも書いたように、目標は3キロだったので、3キロやせたときに、「ハイ、おしまーい」とやめてしまいましたが、体重はキープしてますよ。今は特になにも、ダイエットはしてません。ピザもハンバーガーも、食べたい時に食べたいだけ食べてます。
このTae-boでは、やせるというよりも、体を柔らかくしたいです。フットワークをよくするというか。基本体操みたいな部分もあるみたいなので、イケそうです。あんまりマッチョにもなりたくないし。もう少しだけ、仕事が残っているので、明日はVetMedの図書館にこもって、仕事の残りをやろうと思います。あと帰国までにやらなければいけないのは、ペーパーと引っ越しの準備だけかな。頑張りまーす。

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