小さな発見

気付いたら6月になっていますね。私の親友(?)のひとりとでも言える熊本のTが、数カ月前にコンピューターを購入したというので、しばらく前にメールを送っておいたのですが、今日、その返事が返ってきて、かなり笑えました。別に面白い事が書いてあったわけじゃないんですけれど、マジメな内容だと、さらに笑えるのはどうしてでしょう。あー、ここを見ている可能性はゼロに近いけど、笑ったりしてごめんね。でもすっっごーーく面白かったよ。しばらく思い出し笑いをさせていただきました。


えっと、数日前、俵万智さんが、ニューヨークに来ていて、朝のニュース(日本の)に出ていたんですけれど、「ん〜なるほど!」と思えることをおっしゃっていたので、紹介しますね。えっと、いろんな質問を受けてらして、それぞれ面白かったので紹介しますね。
まず、「俵さんは、どんなときに短歌を書かれるんですか?」という質問に、
「いろいろです。ぱっと思い付いてその場で全部書いたり、下の句だけ思い付いて、上の句を書いて仕上げるのに半年くらいかかったりすることもあります。」
なんて答えたりされてたんですね。そして、
「俵さんにとって、『短歌を続けて良かった』と一番思えるのはどんなことですか?」
という漠然とした質問に、
「日常、『ハッ』とするようなことは誰でもちょくちょくあると思うし、小さな発見はいくつでもあると思うんですが、私がもし短歌を書いていなかったら、それは、『ハッ』と思いっぱなしで日々が過ぎていくと思うんです。それを、短歌に書き留める、ということで小さなことを見のがしたり忘れたりしなくなったのがとてもよかったと思っています。」
と落ち着いて答えてました。それを聞いていて、私も、なんだかおこがましいのですが、「あ〜私もかも!」と思いました。こうして、家族宛に日記を書いているうちに、日々の発見や日常考えていることを、アタマの中のぼんやりとしたヴィジョンとしてだけではなく、稚拙ではあるけれども文章にする機会を得ていると思います。逆に、書いてみて、「私ってこういう風に考えているんだな」と思ったりすることもあって、再発見も少なからずあります。なんだかちょっとだけ嬉しいことでした。私はあんまり俵さんの本を読んだ事はないんですが(というより、まったく読んだことがないかも)、話している雰囲気などがとても落ち着いていて、ステキな感じがしたので、今度、短歌の本ではなくてエッセイのようなのがあったら読んでみたいと思いました。どなたかオススメがあったら教えてください。
今日は土曜日ということもあって、ダラダラとしていたのですが、夜に重い腰をあげて、オフィスまでいって、お仕事をしてきました。夜の11時くらいに戻ってきました。月曜日に、Darcel(私が働いている人)がアリゾナから戻ってくるので、それまでに今まで働いた分を形にして出さなければいけないのです。明日は図書館に缶詰めですね、この分だと。とかいっても、午後からしか開いてないですけれど。

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