あっという間に月曜日になってますねぇ。実は金曜日の午後から友達のHと一緒にシアトルに行ってきました。なんだかとってもお金を使ってしまったけれど、Aと行くシアトルとは全然違う、なんだか楽しいハプニングいっぱいの旅行になりました。女ふたりだとやっぱり雰囲気違いますねぇ。
ハイラインというコミュニティカレッジの教授に会う、というのが本来の目的だったにもかかわらず、結局その教授に渡さなければいけなかったものは、郵送で済んでしまって、無理矢理お願いして、あるモノを譲っていただくことになったMさんとお会いするのがほとんどメインになってしまいました。Mさん、その節はお世話になりました。
でも泊まったモーテルが、運良く半スウィートっぽい感じ(基本的にはボロいけれど、部屋のつくりが、ね)で、冷蔵庫も電子レンジもある、2ベッドルームだったので、なんだか嬉しくなった私達は延泊することにして、シアトルを存分に楽しんだのでした。いつもAと行く、ワイルドジンジャーでは、いつもとは全然違う感じで、昼間っからグラスワインを頼んで、赤くなりやすい私は、信じられないほど真っ赤になってHに笑われました。ウェイトレスさんがとっても親切で、ワインのこととかも教えてくれたし、テイスティングもさせてくれて、嬉しかったです。金曜日にMさんに教えていただいた、最近シアトルで注目されている、ベルタウンというところで食べたお寿司もおいしかった。私はアメリカではめったに日本食は食べないのですが(というのも、高価でしょう?それと、やっぱり日本で食べる食事とくらべてしまって、がっかりすることが多いから、という単純な理由です。きっと都会などで有名なところにいったらめちゃめちゃ美味しいんでしょうけれど)そのお寿司屋さん(Shiro Shusi)はとっても美味しかったですよ!オススメです。ししゃもとか食べれて嬉しかった。
土曜日の夜に行った、クウィーンアン周辺にある、メルティングポットというフォンデュのレストランでは、ラウンジで1時間待たされたけれど、ものすごく美味しかったし、帰りにキャブを呼んでもらって、アメリカ生活まもなく4年の私ですがキャブは初体験だったので、なんだかとっても興味深かったです。実は恐い感じなのかもと勝手に想像していたのに、車内はとってもキレイだったし、フロントがベンチシートだったからかもしれませんが、広く感じました。運転手のお兄さんも、髪の毛をブリーチしたちょっとクリーンカット系の若い白人のお兄さんだったし、優しかったような気がしました。行先が近くてなんだか申し訳なかったですけれどね。その後にいった、Iconというグリル&バーも、いろんな種類のランプが置いてある、ステキなインテリアのお店で、楽しかったです。
土曜日のお昼にノードストロームラックという、デパート(ノードストローム)で値段が落ちた商品を扱っているお店で、気がふれたようにモクモクと買物をしたのも楽しかったです。「安物買いの銭失い」ってわたしのことだ!と妙に確信しながら、安い、チャチなものをいっぱい買って、びっくりのお値段になったりしました。でもいいんです。夏に切る服などがほとんどなかったので、どうせ買わなくてはいけなかったし。
最初の日の夜には、Jazz Alleyでジャズを聞きにいったのですが、ステキなElvin Jones and Jazz Machineというバンドが次々にシカゴスタイルのジャズを演奏して、途中で”Hanayome Ningyou”とかいって、日本の民謡の「花嫁人形」をジャズアレンジしたものを演奏したり、わたしったらすっかり楽しんでしまいました。私達が座った席も、ステージのまん中で本当に目の前だったので、バンドの皆さんとも目が合ったりして楽しかったです。私達は一目で日本人と分かると思うので、その花嫁人形を演奏している間は、バンドの皆さんも、わたしとHを交互に見ているのが分かりました。「日本のウタだよ!」という感じで。
でも笑える楽しいハプニングはその後起こりました。ウェイトレスさんが、ドリンクをひとつ、Hの目の前に突然持ってきたんですね。私は、「ドリンクもうひとつもらいたいなーどうしようかなー」と思っていたところだったので、「あ!Hったらいつの間に頼んだの!」と羨ましく見ていたら、ウェイトレスさんが、「あちらの方からです」なんて、壁側に座っている男の人を指差したんです! Hったらこんなところでもナンパされてる!と思って、しかも、そのナンパのやり方が、映画みたいで面白かったので私はワクワクしてHのやる事に注目しました。でも相手のダニエル(後で自己紹介をしてきたのでこの名前を知りました。本当にダニエルっぽい人だったので、覚えておこうと思ってここに書いてます。ごめんね、H!!)のことを気に入らなかったようなHは、全然飲んでませんでした。やっぱりあれを飲んだりすると、 OKサインだと思われるのでしょうか。。。
演奏が終わって、すっかり満足した私達が帰ろうとしたら、 Jazz Machineのトランペットの人で、「花嫁人形」を演奏中に Hと私を交互に見ていた人が、私達に近寄ってきて、Konbanwaとカタコトの日本語で言うので、しばらく、演奏良かったよ!!なんて会話しましたが、Hがダニエルから早く遠ざかろうとして(?!)いたみたいだったので会話もそこそこにそのお店を出ました。あとで、もっとバンドの人と会話すればよかったね!とHと悔しがりましたけどね!
それにしてもふだんあんまりお酒を飲まない私が、シアトルにいる間中、ずっとお酒ばっかり飲んでたような気がします。でもまぁ、プルマンではまっったく飲まないのでいいとしましょう。ところで、プルマンに帰ってからも嬉しいことが起こりました。待ちに待った、Sonnetから出ている、G3アクセラレーターの、Crescendo G3 PBが今日、届いたのです!!!!待切れずに、速攻でオフィスまで出かけていって、私のPowerBook 1400にインストールしました。スクリュードライバーと細いペンチだけしか工具もいらなかったし、30分弱で簡単にインストールできて、そして、速さはバカみたいに速くなったので素晴らしいです。だって、私のiMacと何も変わらないもん。私のiMacもG3 333Mhzですから、同じなんですねぇ。私のあのちんたらマシンのPB 1400がこのスピードになったなんて、私は涙が出る程嬉しいです。OS 9も普通に動いています。ラムダブラーともコンフリクトがないので、快適。PowerBook 1400を持っている人は、絶対絶対、買うべきです。絶対後悔しません。速いです。ウソみたいに。
こういう風に、楽しく嬉しく夏の日々を過ごしています。今週は、ペーパーをひとつ書き上げる、というタスクが残っています。あとはお仕事お仕事。頑張ろう。