試験のプロクター

しばらく更新していなかったことに今気付いて、夜中なのに書いています。特に忙しかったワケではないのですが、書くことがなかったという理由で更新してませんでした。でも今日はちょっといろいろありましたね。朝の8時から明日のプレゼンテーションの資料をスポケンに送るために、うちの学部へ。このプレゼンテーションが終われば、私のこの最後までしぶとく残っている、そこはかとない不安感も消えることでしょう。というより、消えることを祈っています。


それからは私がTAをしているクラスの先生である、ダーセル(Darcel)とミーティング。これからの5月と6月の仕事内容について話し合いました。先生は秋学期にオナーステューデント(高校の頃からかしこくて大学でオナープログラムという特別のプログラムに入ることができる生徒さんです。有名な教授や、アワードを受けた教授などから少人数制のクラスで授業を受けることができたり、いろいろと勉学上の特典があるらしい)のためのクラスを教えることになったので、そのシラバス作り、クラスアウトライン作りなどが私のメインの仕事となりそうです。先生はもうトピックを決めているので、私はそのトピックについてリサーチをせっせせっせとやって、大量にアーティクルを探したり、資料を作ったり、ということをやるらしいです。できれば今週の水曜日には始めたいですね。
それから前も書いたと思うんですけれど、今日はFSHN 120の試験だったので、フルマーというビルまで歩いていって、その試験監督をやってきました。試験監督って、実は忍耐の仕事だということを発見。時間がなかなか過ぎなくて、どうしようかと思いました。一応、読むものなどを持ってきてはいたんですけれど、やっぱりチーティング(カンニング)をチェックしなくちゃいけなかったり、提出してくる生徒とあいさつして名前をちゃんと書いているかチェックしなくちゃいけなかったり、などで大変になるので自分の読み物なんかはできないのでした。でも待っている間が、とにかく長かったです。1分がなかなかたたなくて、気が遠くなりそうでした。でも、30分くらいたって、生徒が提出しはじめてからは、良かったです。というより、はっきりいって楽しかったです。私はこのクラスの100人中60人くらいを受け持っていたので、だいたいの生徒は顔見知りで、いろいろとお話できて、実は学期中よりも仲良くなれたような気がします。ピーターという男の子は、以前にちょっとした学内の抽選でフロリダ旅行を当てたので、夏にフロリダに行く、という話をしてくれたり、もっとこういう時間を学期中に持てばよかったと本気で思いました。来学期に教訓として生かしたいですね。
一番最後に提出した男の子は、デレック(Derek)という私のクラスの生徒だったんですけれど、最後にDarcelとふたりで試験の解答用紙を数えているときにクラスから出ていって、その時に、ありきたりに「いい夏休みをね!」とお互いに叫びあったんですけれど、その後私にとって大事な大事なことをその子が大きな声で言ってくれました。これは私の宝物なので、ここには書きませんが、そのひとことで、この学期の全てのこと、クラスのこと、大変だったこと、嫌な気持ちになったこと、いろんなことがフラッシュバックして、その一瞬で全てがいい想い出に変化しました。となりにいたDarcelは思わずそのひとことにピクッと反応してました。Darcelがいるところで、そのひとことを言ってくれた、というのもとっても重要なこと。大袈裟かもしれないけれど、私は彼の事は一生忘れないと思います。忘れてはいけないと思います。
それから待ち合わせをしてAとゴッドファーザーピザまでピザのランチバフェを食べにいきました。ここのピザは普通のアメリカンピザなのですが、バフェが安いのと(キューポンがあればさらに安い)、あと「タコピザ」があるので私は気に入ってます。タコピザは、普通のタコに入っているタコミート、レタス、トマト、チーズなどがピザにのっているだけのものなんですけれど、ピザの上の生野菜はやっぱり新鮮で私はとっても好き。あとはコーヒーケーキにのっているような、ブラウンシュガーのクラムピザも美味しいです。これを書いていて思ったんですけれど、やっぱり「美味しい」というのは褒め過ぎかも。アメリカナイズドされすぎかもしれません。この世の中にはこのピザたちよりもずっとずっと美味しいモノが無限にあると思うので。でも、少なくとも、アメリカの中では、ね。一応美味しいということにしておきましょう。

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