サテライト講義

学校は曜日の関係で例年よりもちょっと早めな感じで10日に始まっています。私は今学期は月曜日と水曜日と金曜日は毎朝7:30からのクラスがあるので早起きです。しかもそのクラスはモスコウのUniversity of Idahoであるクラス。内容はスポーツ栄養学です。やっぱりアスリートの方々の中にはドーピングしてまで勝利が欲しいという方もわずかながらいるくらいですから、「このプロテインがいいらしい」とか「あのアミノ系飲料はいいらしい」とか「試合中にバナナを食べるといいらしい」とかいうことを聞くと、ホントにどれもこれも試してしまうんですね。真実はおいておいて。


でもスポーツにおける心理学的なパワーというのはもはや生体学的なパワーを超えてしまっていて、思い込みというものが大切な場合も多いとか。で、私達はもちろん科学的な根拠をもって言えることを立証していくわけですけれども、そこでどういう風に人々に知らせるか、とかマスコミにはどういう風に伝えてもらうか、とか賛否両論あるトピックにはどう対応するか、とかもその「スポーツ栄養学」の中に含まれるわけです。だから今週はそういった基本的なことをやるらしい。先生はインタラクティブなクラスを好んでいらっしゃるみたいなので、机を円形に並べたディスカッション方式と授業毎に数名の生徒のプレゼンテーション方式を絡めたクラス構成になっています。生徒数は結構多めで10人くらい。
それにしても今日はともかく昨日の雪は結構な量でした。昨日がモスコウに行く日でなくて本当に良かったです。だんだん日も長くなるし、早くトキが経つのを待つしかないのかもしれませんね。道路が凍結しないことを祈るだけです。とかいって、実は毎日凍結していることはいるんです。私の登校より雪掻き+砂利撒きの車の始動が早くて助かっているだけなんですね。
毎週火曜日はJasonと示し合わせて一緒に取っているクラスが夜の7時からあります。これは、なんとスポケンにあるキャンパスの栄養学部の大学院との共同授業で、いわゆるサテライトクラスなのです。もっと分かりやすく言うと、お互いのクラスがテレビカメラで生中継されていて、スポケンとプルマンにいながらリアルに同時進行でクラスを受けることができるということです。もちろん発言や質問もリアルタイムでできます。でも、Jasonは、(以下意訳)「小声で呟いてもマイクが音を拾ってしまうからなんにもできないよ!!カメラで常に監視されながらクラスを受けるなんてたえられない!しかもなんてつまらない授業なんだ!」と例によって暴言をはいていました。私の感想としては、発言するのがちょっとためらわれる感じはあるものの、なんだかハイテク授業を受けているようでちょっと楽しかったですね。先生がテレビ画面にいてテレビ画面に向かってしゃべるというのは照れくさいですけれど。
教えるクラスであるFSHN 120のラボは来週から始まります。今日は今朝の10時半過ぎなんですけれど、これからそのTAミーティングがあります。最近ちょっとこのクラスの先生が苦手になってきているのでちょっと気が重いかも。でも頑張ります!では行ってきます!

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