コーダレーン(アイダホ)にフィールドトリップ

昨日はアイダホ州のコーダーレーンへの小旅行でした。長かった。朝は7時にマカリスタービルに集まって、朝ごはんのマフィン、ベーグル、ヨーグルト、フルーツ、コーヒー、紅茶などなどを用意しました。生徒さんたちは7時半くらいにボチボチと現れ、8時15分くらいまで、その日の予定を説明しました。


それからバスにのって出発。商学部のみなさんはすぐにコーダーレーンに向かいましたが、私が同行した法学部のみなさんはそれよりちょっと先にある、山の中の農場(馬の飼育が中心)に。そこまで2時間弱かかったのですが、一番後ろに座って私は「今どきの大学生」の皆さんといろいろお話したりしました。「牛タンゲーム」とか「せんだみつおゲーム」とか教えてもらったりして。私達の時(7、8年前)はゼロゼロセブンだったのを考えると、進化しているようで実は原理は同じなゲームだったので結構溶け込みましたよ(強がり)!それで、ショーンというコも同行したのですが、彼にせんだみつおゲームを教えてあげると、結構理解していて、一生懸命「ナハナハ」とやっていたのでかなり笑えました。でも、ちょっとせんだみつおじゃないんだなー、あれは。
農場に到着したのが10時半。そして私達は3グループに別れて乗馬を楽しんだり、キャンプファイヤーでのバーベキューを楽しんだりしました。2つめのグループのときに、私もお腹がすいたので一緒にバーベキューを食べようとしましたが、悲しい通訳の私は結局乗馬グループのために安全性についての話の通訳をやらないといけなかったのでした。結局馬のフンを踏みながら走り回るわたし。でも、アコガレだった外人なウマの背中にのって、パッカパッカと歩いたときはホントに楽しかったです。バーベキューも、実は単なるホットドッグなんですが、薪からくべて直火でじゅっとコゲたソーセージはすごくおいしかった。そのあと食べたS’moreというキャンプならではのおやつもおいしかったです。アメリカでキャンプをしたことのある皆さんならお分かりでしょうが、バーベキューのあとの残り火で、棒に突き刺したマシュマロを焼くんですね。すると、マシュマロは砂糖のカタマリですから、すぐにトロっとなります。それを、グラハムクッキー2枚とチョコレート(板チョコ)ではさんで食べるおやつのこと。甘くて子供にとってはたまらないおやつなので、子供は”Some more!”(もうちょっと!)とねだります。ということからこのS’more(スモーアー、という音に近く、ちょっとフランス語っぽく聞こえるかも)という名前がきているというわけ。
その農場のみなさんはものすごくいい人たちで、日大生みんなにも優しく、私はカンゲキしました。実は、これは私の偏見かもしれないのですが、田舎に住むアメリカ人というのは保守的な人が多く、あまりアジア人などの見なれない人には近付かないんですね。それに比べて都会の人はいろんな人を見なれているから人種などを気にしない人が多いんです。でもここのひとは、みんな親切でした。1時半ごろ名残惜しくもそこを去りました。
そして向かったのはお馴染み(私には、ね)コーダーレーン。昨日はたまたま1年に1回のフェスティバルが開かれていて、タダでさえ観光客でごったがえすこのリゾート地はさらなる人々でいっぱいでした。日大生はさっさとみんな水着に着替えてそれぞれパラセーリング(パラシュートを背中につけて、ボートにひっぱられながら空を飛ぶ)や、パドルボート(足漕ぎボート)などで楽しんでいました。私は迷子用の待ち合わせポイントにひとりでたたずんだり、一緒にはあまり歩きたくないショーンとダウンタウンを歩いたりと、「楽しい」からはちょっと遠いところにいました。でも、Aに頼まれていたキャンディを”Penny Candy”でたくさん買ったり、コーダーレーンのお気に入りのカフェでコーヒーを飲んだりと、多少は楽しみました。そして日焼けもしっかりしました!(もう26なのに大丈夫かな?)
バスの待ち合わせは4時半でしたが、それから15分ほど遅れてみんな集合しました。それから向かったのはコーダーレーンのショッピングプラザ(シアーズなどがあるところ)。そこにはルイストンに本店のあるGranny’s Buffetがあるんですね。私も来たのは始めてでしたが、なかなか選択肢が多く、味もなかなかで良かったです。泳いだあとだったからか、日大生のみんなも、女の子も含めてみんなたくさん食べていました。私はSheriという先生とLindaという先生とネパールやドイツの話をして楽しかったです。というのも、Sheriはネパールに2年、Lindaはドイツに10年も住んでいたのです。突然ドイツにいきたくなってしまいました。
それからバスにゆられてプルマンに到着したのは9時でした。まだ朝食の片付けなども中途半端だったので、そういったことをして帰れたのは9時半。14時間半の結構苛酷な労働でした。でも、仕事として見ると、楽しいうちかもしれませんね。
帰ってみると姉の友達のKさんから留守電が入っていて、プルマンに無事に到着したとのこと。さっそく泊まっているモーテルに電話してお話しました。今日、もし都合がついたら一緒にお食事でもしましょう!ということになりました。そして私も就寝。正直いっていつ寝たのかよく覚えていません。
そして今朝はしばらくインターネットしたあと、10時からFormula 1のドイツ戦を観ました。シューミー(馴れ馴れしい)に代わってエディが1stドライバー、ミカサロが2ndドライバーになっているときいて、にわかに興味がわいて観たもの。いやぁ、面白かったです。1、2フィニッシュって得点は16点だから大きいですよねー。ハッキネンはすごいクラッシュでしたね!でも気になったのは、(実はミカサロの方がエディより速かったのでは?)というポイント。でも技術から言うと余裕でエディだったかもしれません。鈴鹿はあと4、5戦後ですがアメリカではライブ放映するらしいです。楽しみです。ラルフシューマッハも着実に力をつけてるし、モサいフィレンツェンも楽しみ。
それから昨日見ていなかった郵便を見に行くと、Whitman County(私が住むプルマンも含まれる、このあたり一帯を総称する地名)のクラークからメールが来ていたので、私のアタマは「?」となりました。開けてみると、「今月の8月1日から来年の8月31日まで、あなたは特別な理由がない限り、Whitman Countyの最高裁判所での陪審員となります」というお手紙でした。ひぇー。どういうヒトがこれを拒否できるかというと、1)ワシントン州の運転免許や身分証明を持っていないヒト(私は運転免許をもっています)、2)このWhitman Countyに1年以上住んでいないヒト(私はかれこれ3年になります)、3)ココロが乱れているヒト(『わたしのココロは乱れています!』という理由で拒否したくないです)、4)英語を読んだり書いたりできないヒト(うーむ)という4つの条件のいずれかにあてはまるヒトだけ。どうしましょう。とりあえず、友達に相談してみようと思います。私、車ももっていないし、陪審員なんてできるんでしょうか?
そのあとは、メルセデスカップの決勝戦を見ました。アガシ、おしかったですね!でもサンプラスのサーブが強力で、2セットとも数ポイントの差だったとはいえ、実力差が現れた気がしました。今日はくだんのKさんとみなさんで夕食にお出かけしようと思います。

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