勉強に遊びに、となかなか充実した毎日を過ごしています。更新していない言い訳です。書きたいことはたくさんありますが、とりあえず今日のことから。今日は朝起きて、e-mailチェックをしたり日本のニュースなどを読んだりして過ごしました。E-mailではうちの姉からきていて、その内容におもわず落涙。別に悲しかったワケではないですけれど。あの気持ちはなんなんでしょうか。自分でも分析不明です。それからお昼にエスプレッソ(ラテ)を煎れてハングリージャックのシナモンブレッドのブランチ。これは最近週末の定番化してきました。
それからずっとダラダラしながらテレビ。そうです。FIFAの女子サッカーの決勝戦を観ていたのでした。PK戦っていつもむねが痛くなりますが、今回のはミスではなくキーパーがうまかった、ということでそのむねの痛みもそこまでありませんでした。アメリカ強いですねぇ。というか、クリントン大統領、ポップコーンとダイエットコークを抱えて上着まで脱いじゃって、そのへんのアメおやじとまったく変わりませんね。こういうところがアメリカの凄さのような気がしないでもないですけど。
サッカーが終わったので「さあ、何かやろう!」と思い立ち、とりあえず買い物へ。この前も書いたと思うんですが(あ、アルバムのページに書いたんだっけ?)、実は最近「ちゃんとした」勉強机というものが欲しくてたまらないんですね。なんか広々として、コンピューターもどん、とおけてキーボード用の引き出しなんてついているとベストかなー、なんて。でもこの前はその目的のハズがわけのわからないポラロイドカメラなんて購入してしまったりして、結局手にいれていないんです。で、今日こそは!とモスコウまでStaplesに行ってきたんですが、初めて入る店内、私の中で購入意欲をそそるPalmシリーズのPDA機器がずらりと並んでいたりして(なんだかこう書いていると、今の私って物欲のカタマリみたい)結局ふらふらしてデスクは買わずじまいなのでした。うーん、なんとかしないと。そしてどうしてどの店もMac用のMicrosoft Officeを置いていないのでしょう。じゃあ、使わなければいいじゃない!と日本の方は思われるかもしれませんが、アメリカ国内、とくに教育現場でのWordとExcelのシェアというものは群を抜いているんです。オフィスの載っていないコンピューターでは宿題はムリ。では私はどうしているかというと、そうです、私には「職場」という強い味方がいたのでした。私のバイト先のコンピューターは皆マック(古い型ですが)。ワードも搭載(私の評価の中で一番よい「必要にして十分すぎない」というversion 6.0)。そしてレーザープリンタでプリントし放題。というわけだったのですね。でもこの職場を追われる今(なんて被害者ぶっていますが、正確には私がとっとと離れる)、自分のコンピューターにソフトがないとダメ、ということになってきたのでした。あー、私のマックにこれ以上Microsoft製品インストールしたくない。
まあ、そんなこんなで結局何も買わずにプルマンまで戻ってきて、お気に入りのスーパー、ディズモアズ(IGAとも呼ぶ)で今夜のお食事のお買い物。このまえ書いたと思いますが、私はシアトルで「サーモンクックブック」というのを衝動買いしてきたんですね。それで今日がその実践第1日目(とかいって第2日目がすぐ来るかどうかはナゾ)。今日はSeattle Salmon Hashというのを作りました。あっさりしたサイドディッシュ(アメリカ人にはね。日本人にとっては立派なメインディッシュです)で美味しかったです。レシピ通りに作ると私でも結構マトモな味がだせるものだわ、と嬉しくなりました。このいきさつはAlbumのページに載せます(これを書いている今はまだ載せてません)のでお楽しみに。レシピ付きですのでシャケ好きな方は是非お試しあれ。
ところで御飯を食べていると電話がなり、それは日本の友達(高校からの友達)、K(高校時代はSくん、と呼んでいたけれど今はKと呼び捨て)でした。あーなつかしい。彼は最近まで勤めていた某有名薬品メーカーを辞めて(悲しいことに、営業中にサボってパチンコをしていたのがバレたらしい)、今はまた違うところにお勤めだとか。でも勤め先から国際電話がかけれるなんて結構な身分では?と私はふんでいます。内容は「卒業写真を送る、と言っておいて一向に送ってこないのでどういうことだ、と憤慨している」といったことでした。単なるヒマつぶしですね。でも高校時代のカレはそれはもうなんだか優しいし、クールだし、ラグビーなんてやってて硬派でステキで、私はかなり憧れてたりしたんですけどね。すっごく仲良くなってしまって、そして今やすっかり悪友化してしまってお互い男だとか女だとか関係なくなってきちゃうと憧れだとか好きだとかそういうのは全くなくなりますね。悲しいことだか嬉しいことだかわかりません。そんなこんなでしばらく喋って電話を切りました。これ読んでたら、K、電話ありがとねー。またヒマなときに電話してね。
そのあとはバイト先にいって、日本大学の交換留学プログラムの皆さんのためのハンドブックのドラフトをCompact Proで圧縮してコーディネーターのリンダにe-mailしました。結構立派なのができて嬉しいです。日大のみなさんお楽しみにね。それにしても独り言ですが、NはTransportation Infoのページをどこにやってしまったのでしょうか。
それから帰ってきてアイスモカを作って飲みました。だんだん夜も暑くなってきたプルマンです。このまえ録画したタイタニックをAのテレビ(ビデオ付き、私はビデオもってません)で見ようか、というハナシにもなったのですが、私はレオナルドディカプリオを好きになれない異人種で、あれが3時間もあるかと思うとちょっとゲンナリして見るのは断念しました。今日はこんなところ。
それでは時間を遡りつつ、昨日のこと。昨日は朝起きるのがどうしてもイヤでベッドの中でだらだらとしてお昼くらいまで本を読んだりテレビを観たりしていましたが、Expressメールが届いて飛び起きました。母から小包でした。頼んでおいた栄養関係の学会誌が2冊(1冊は別冊で高価だったはず!ありがとう、お母さん)、頼んでおいた食中毒予防のパンフレット、頼んでおいた公衆衛生関係の新聞の切り抜きと共にお母さんがうちのマックでせっせと作ったであろう私の幼少時代の写真が入ったカレンダーが4種はいっていました。ひとつはむちむちと太ってお気に入りのカエルが付いた赤い水着を着て眩しそうにしている4、5歳の私(7月のカレンダー)、そして水の中でこれほどの運動音痴はいない、と証明せんばかりに手足をばたつかせているそのときの私(8月)、このまえラスベガスで母と一緒に入ったオールスターカフェでアガシの折れたラケットをバックにふたりで微笑んでいる写真(9月)、そして本人も爆笑の「ウルフカット」で愛犬のゲンちゃん(本名「源九狼」、肥後狼犬-ヒゴロウケン-という狼と犬のハーフ)を抱いたなぜか真っ黒な12歳の私(10月)がセットになっていました。この10月の写真はかなり笑えます。唯一の救いは私がガリガリに痩せているところでしょうか。Aが無理して「でも結構び、びしょうじょという感じじゃない?」と言ってくれましたが、どもったのを私は聞き逃さない。どうホメても虚しくなる過去のワタシなのでした。
それと熊本大学医学部の元教授が書いたという「水俣病日記」という本も送ってくれました。昨日の夜に読んだのですが、これは素晴らしい本です。お母さん送ってくれてありがとう。この本を読んだのがキッカケで、ちょっと思い付いたことがあったのでそのうちにこのサイトでも紹介しようと思います。あとはお洋服がたくさん入っていました。なんとAの分までも。アニエスのTシャツなどでした。Aも喜んでいました。私が渡米した当時に持っていった服をまだ着ていたのを母は心配したのでしょうか。
それから3時過ぎまで身の回りのことをしてお出かけ。実はここから2時間ほど北へいくと、Silverwoodというところにちょっとした遊園地があるんですね。そこは夕方5時過ぎに入場するとチケットが半額なので、それを狙って(セコい。)Aと二人で出掛けたのでした。楽しかったです。今年できた、という新しいローラーコースターも乗って楽しかったです。今度行くときはマジックショーとかそういう「アメリカンカーニバル」ぽいものを見よう、と思いました。
またまたさらに時間を遡って木曜日の話。木曜日は朝11時から私の教授と、プロジェクトを一緒にやるJと3人でミーティングでした。たくさんのことをいろいろと話して私の進む方向も見えてきました。Jはあと1年でマスターを終わらせて、それから医学部にいくつもりなので、今は願書を書いたりいろんな共通試験などを受けたりして忙しそうです。実際おもしろいヒトで、クラスでグループワークになると「日本人の数学能力が必要だ」と言い出し私をひっぱりだします。とかいってホントウは、私の「数学能力」ではなく(だってそんなの知れてますから)私の「コンピューター扱い」を必要としているみたいに見えます。私あんまりトリエはないんですけど、キーボードたたくのだけは速いですから(ミスも多いですけど)
それから午後のクラスを受けて、そのあと膨大な量のテイクホームのMidterm(中間テスト)を、そのJと一緒に終わらせました。Jは週末実家に帰ってくるのでどうしても木曜日に終わらせたかったらしいです。私はズルいですから、Jと一緒にやったものを、日曜日にクラスメイトのTとKとGと一緒にもう一度やろうと思っています。ふふふ。でも、うちのクラスって、このT、K、G、Jと私を抜くと台湾人3人だけなんですけど、どうして仲良くしてくれないのでしょうか。Tが、「一緒にやろうよ」と誘ってみたら、「自分達だけでやるからいい」とか言ってました。まあ、台湾の人々は数学は世界一ですからね。私達とはシェアしたくないのかも。
そして私はコンピューターラボ(バイト先)でそのMidtermをタイプして、夜はマクドナルドを食べて帰りました。今マクドナルドは映画「ターザン」と協賛していて、特別ストロー(ターザンの顔などがついていて、飲み物を吸い込むと、『あ〜ああ〜』などと言う)を売っているのですが($1.99)、こんなにも欲しくなるのはナゼなのでしょう。そして、こんなにも「それください」と言い出せないのはナゼなんでしょう。小心もののワタシ。あー、欲しい。さて、長くなってしまいました。こんなことなら毎日書けばいいものを。