久しぶりのフィッシング

お久しぶりになってしまいました。遊んだりもしていましたが何かと忙しかったのでした。皆さんはお元気ですか?週末は写真からもお分かりいただけるように釣りにいってきました。なんだかものすごく久しぶりでした。同行してくれるAがそこまで釣り好きではない、というのが、ポイントかもしれません。久しぶりのアイスフィッシングはなかなかでした。今回は初めての事なんですが凍った湖の上にさらに雪がつもっていてそれこそ湖と陸の境界がわからなくなっていました。私達はアイスフィッシングをするためのドリルは持っていないので、セコく、誰かが前日にあけたであろう穴を探してハンマーで薄く張った氷をたたき割る、ということをやっていたので雪がその穴をおおっているととてもつらいのですが、何とかみつけだし釣りを始めたのは午後二時過ぎでした。それから20分もしないうちに私のドナルドくんの浮きがカサカサと動き、アタリを警告。わくわくして引き上げると結構なサイズのニジマスくんが半径10センチくらいの厚い氷の穴からバタバタっと出てきてくれて、それはまた感動なのでした。


ところで右の写真は私の自慢の釣り道具箱。始めてこのハコを購入したときにはスプーンが二種とヘンなルアーと余った釣り糸しか入っていなかったのに、今やものすごい充実ぶりです。赤いピストルのような形のものは魚の口から釣り針をとるときに、引き金部分を引くと、あら不思議、つるん、ととれるタイプのもの。ウォルマートで1ドルでした。釣りのホントの専門家とかにきくと、コレは魚にはよくないんだそうです。血がでてしまうことも多くて可哀相だということ。ちゃんと挟む釣り針ペンチみたいなのを使わないといけないらしいです。でも私にはこれしか使えません。また底のほうに入っている丸く見えるモノ(小さすぎてあんまり分かりませんね)のはたくさんのベイトとサーモンエッグ(イクラ)。これらはすべてチーズ味になっていてマス用に、ということで売られています。私は夏の釣りにはルアーを使って冬の釣りにはエサを使っています。やっぱりルアーのほうが楽しい(格闘があるから)けれど、冬は「待つ釣り」なのでエサに頼らずを得ません。
1999030803.jpgそして左の写真が1匹目のトラウトくん。ね?結構大きいでしょう?見えているのは黒いダウンを着た私の腕です。得意げなドナルド君にも注目してくださいね。そうそう、お道具箱には背中を下にして昼寝体制のスヌーピー君もいます。これはAのために買ったのですが(3ドルはしたはず。結構高価な代物です)、Aは「スヌーピーなんて使っていられない」といった感じで道具箱の中に眠っています。でもAは釣りはあまり向いてないみたいです。聞いた話ですが、どういうわけか、短気なヒトのほうがつりは上手いみたいですよ。そう言われてみれば私は短気。でも釣りもそれほど上手というワケではありません。この日は3時間くらい釣りをしましたが成果は二匹。帰宅してから3枚おろしにして白身魚のフライと変身を遂げるニジマスくんたち。おいしゅうございました。去年の日記を読んでみると、もうこの時期には3、4回はアイスフィッシングを楽しんでいる様子ですね。そういえばこの学期はいろいろ忙しくて釣りどころではなかったですからねぇ。来週も湖が完全に凍っていればいいけれど。Aはここだけの話ですが、この日のことに関しては結構機嫌が悪いです。釣りに行ってつれなかったら(しかも同行者のオンナごときに負けたら)機嫌がわるいのも分からないではないけど。と理解をしめすフリをして、ココロの中では「やーい、ヘタクソ」とか言ってたりしますが。
そうそう、今日大学でa letter of acceptance(受け入れの手紙?直訳しすぎ)を提出してきました。内容は「大学院に受け入れてくれてありがとうございます!TAのオファーもありがたく受け入れさせていただきます」とかそういったこと。そうしたらプロジェクトやリサーチをこれから一緒にするヒラーズ先生が「おめでとうメール」をさっそくくださって、「アルバートヒルズアワード」とかいう奨学金システム(プロジェクトに対して支払われる奨学金)をもらえそうだということを教えてくださいました。となると、日本への航空券とかもタダでいただけるみたいです。なんてラッキーなことなんでしょう。一生分の運を今、私は絶対使い果たしている最中だと思います。このことは今週中にヒラーズ先生に会って詳しく話す予定。と、そして今日帰宅してみると、そういえば願書を出したコロラド州立大学から合格通知がきていました。これからプログラムでアドバイザーの教授を選ぶので推薦状をちゃんと送ったかどうか確かめておいて下さいという内容でした。あわててe-mailで「WSUにはいることに決めました」というメッセージを送る私。でもふと思ったのですが、このコロラド州立大学のあるコリンズという町は写真でみるかぎり田舎だけれどキレイなところ。なんだか行きたいような気分にもなります。だって私はアメリカの中で住んだ事があるところって本当にこの田舎町、プルマンだけなんです。これで「アメリカに住んだ」とは言えないかも。これから「プルマンってとこに住んだ」ということにしよう。
今日は相変わらずコミュニケーションのクラスにいってきたのですが、ファイナルプロジェクトになるプレゼンテーションで、Luxidevriaというコロンビア人の友達と文化とコミュニケーションについてグループでやろう、とワクワクして話し合っていたら、となりのグループのTaraという女の子がこちらをチラチラみるので、「?」と目で話し掛けてみると、私の横にやってきて「私のグループ、ジェンダー(性別)のことやるんだけどすごくつまらないのよー、文化のこと話してたけど、楽しそうね。一緒にグループに入っていい?」と言ってきました。ちょっとびっくりしたけどTaraも一緒にやることになりました。このプレゼンテーションは四月半ばになる予定。それまでいろんな文化の背景を持つ人々にインタビューなどして楽しいプレゼンにしたいと思っています。メジャーではないクラスってどことなく気楽で楽しい。
まあ、こんなところでしょうか。来週は1週間マルマルお休み(春休み)なので、今週の金曜日までの宿題の多いこと。ちょっと毎日頑張らないと大変なことになりそうです。それではまた。

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