みなさん、お元気でしょうか?うちの大学は感謝祭(Thanksgiving)のためのお休みが1週間あるのですが、それが来週で、今週の週末と、その1週間とその後の週末とあわせると9日間のお休みになっています。ということで今日からちょっとゆっくりできますね。
ですが、このお休みに入るまで、私はものすごい難関を突破してきたのでした。なーんて書くとエラそうですが、単に金曜日がタームペーパーの提出日だっただけなんですけどね。私はもともとペーパーを書くのはキライではない方で、心のゆくままに(笑)ばーっとすませてしまう、というのが私のやり方なんですね。「適当にやっているんじゃないの?」なんて言われてしまいますが、結構このやり方は先生の心を打つので(ウソじゃないですよ)、私は気に入っているんです。
が、今回は違ったんです。結局わたしはこのたかだか6枚のペーパーに1か月くらいかけたのではないでしょうか?なかなかうまくまとめられなくて、イントロダクションだけでも3回くらいドラフトを書いた気がします。そして、最後にグラマーチェックのために学校のEnglish Departmentのライティングラボまでいって、英語を専攻している大学院の生徒さんにチェックしてもらいにいったのですが、もう2度といかない!とココロにきめてしまいました。そういえば、前回行ったときもそう思ったハズなのに、どうして忘れてしまったのかしら。
アメリカでアメリカ人の大学生、というモノ(?)に触れたことがない方は、「まさか!」と思われるかもしれませんが、アメリカ人の英語力、とくに書く力というものは、あまり信用になりません。グラマーだってカンペキなヒトは少ないです。あと、「ペーパーの書き方」という根本的なものを知らない学生もタマにいて、ものすごい口語でペーパーを書くヒトも少なくないです。ので、ライティングラボのお姉さん、お兄さんたちは、そういった生徒さんたちの面倒を来るひも来る日も見ているワケですね。
だから、多分ですけど、私達のような留学生のペーパーというものは、アメリカ人にとって、ものすごく「フォーマル」なんですね。そしてそれは実は、ペーパーを書く、ということで言えば、多分、ものすごく良い事なんです。だから、これまた多分ですけど、そのお兄さんお姉さん達は私達のペーパーを読んで、「おおおお!」と思うわけですね。「ちゃんとしている!」と。それで、結果どうなるかというと、そのヒトたちは、私のペーパーをあんまりちゃんとチェックしてくれないまま、「うーん、スゴくいいよ!!!書き直す必要ないよ!」なんて言って、終わる、ということになります。留学生の友達も似たような事を良く言ってます。
なんだか納得いかないままそのライティングラボを出て、結局提出したことはしたんですけど、私のペーパーにグラマーミスがないことなんて考えられないので、ちょっと不安。まあ、それはそれでいいとして、試験もあったし、いろいろいろいろと大変な1週間であったワケです。
今日は、大学フットボールの最後の試合でした。今までけっこう頻繁にフットボールには行っていたのですが、あまり日記にはかいていませんでしたね。というより、日記を書いていなかった、というのが大きいですけれど。実は去年はローズボウルに出たくらい強かったうちの大学のチーム、今年はボロボロで、最初の3試合、弱い相手にぽんぽんぽん、と勝ったものの、それいらい、連敗中でした。そして今日がUniversity of Washingtonというシアトルにある大学との試合、通称アップルカップ。ワシントン州はりんごの生産で有名なので、University of Washingtonと、うちのWashington State Universityがたたかうこの試合はアップルカップと呼ばれるんです。で、毎年どんなに弱くても強くてもこの試合は盛り上がるのですが、今年は(というより今年も)ダメでしたね。
負けたのもありますが、ものすごい雨で、体の内側から心底冷えてしまったし、いつまでたってもなかなか点数がはいらないし。スタジアムにいるのだけでもツラかったです。でもまあ、これでこのシーズンの終わりだ、という感じはあったので記念にはなりましたけれどね。結局うちの大学が属しているパック10というカンファレンスでは全敗でした。まあ、いいときもあれば悪い時もある、ということですね。ちょっと極端すぎる気もしますけれど。
実はこの1週間のあいだに、シアトルにでも遊びにいこうということになっていたのですが、Aの車の調子がいまひとつなので、今回は見送ることになりました。残念。こんなに長いブレイクをプルマンですごすのはかなり久しぶりですね。しかも、来週までに仕上げなくてはならないプロジェクトもたくさんあります。バイト先でもスペシャルプロジェクトがあるので、ちょっとバイトにも力をいれようと思います。ということで明日からさっそく働きます。とりあえず午後の2時にはいこう。
さて、まあ今日はこんなところですね。それではまた。